2016年07月12日

『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3』

海空りく 先生が贈る異世界革命物語。 第3巻は帝国と対峙する“司”たちが民主国家樹立
に向けて着実に突き進んでいく中、超人高校生たちの思惑を超える出来事が発生します。
(イラスト:さくらねこ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797388442.html


ル=ルックでの戦いぶりで帝国に対し圧倒的な優位を見せつけた七光聖教。力で押してくる
“ギュスターヴ”も何とか退けたものの生死は確かめられず。外患を退けたと思えば今度は
内憂となる貴族が主体の「碧の団」への対応が求められることに。“司”の気苦労は絶えず。

恋する女の子全開の“林檎”が“司”と強制休暇を取ることになり、あたふたする様子が
何とも微笑ましい一方、無理難題をふっかけられた“桂音”のマッドサイエンティストぶり
に思わず悪魔かと身を震わされる場面も。人の道を外れた逸脱ぶりはどちらも相当ですけど。

今巻も“リルル”が要所で鍵となる場面も魅せつつ、帝国元帥の“ネウロ”が介入してきた
ことで“司”たちの勢いにも陰りが見え始めてきました。奥の手まで使ったにも関わらず、
あの人物から示された呪いのような宣告は何を意味するのか。帝国の闇が彼らに迫ります。

posted by 秋野ソラ at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル