黒瀬浩介 先生による漫画連載もスタートする、蝸牛くも 先生が贈るダークファンタジー。
第2巻は剣の乙女と呼ばれる英雄から依頼された水の街でのゴブリン退治の話を描きます。
(イラスト:神奈月昇 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797387520.html 】
“受付嬢”の依頼がゴブリン退治ではなくて一度は帰りかける“ゴブリンスレイヤー”の
相変わらずな様子にまずは妙な安心感を覚えつつ、彼らが向かう先は至高神の都。それも
魔神王を倒した金等級の女英雄の元。ゴブリンによる事件が相次ぐことを告げられます。
都の地下、遺跡とも迷宮とも言える場に小鬼たちが潜むと聞き、“ゴブリンスレイヤー”
たちが向かうも数も装備も予想以上で大苦戦。献身する“女神官”が“剣の乙女”の不審
な点に気がつくも、ただひたむきな彼の後を追うことしかできずもどかしさが募ります。
ゴブリン退治を依頼した“剣の乙女”の真意は?「火と、水と、毒気と、内臓は、禁止!」
と“妖精弓手”から釘を刺された“ゴブリンスレイヤー”がとった対応方法は? 今巻も
見どころが多く、冒険からの帰り道に彼のわずかな変化を感じとれるのが印象的でした。