2016年04月08日

『艦隊これくしょん ─艦これ─ 鶴翼の絆6』

内田弘樹 先生が贈る、“瑞鶴”視点で「艦これ」の世界を描く本格戦記小説。第6巻は
西方諸国の危機を救うべく大規模な作戦を展開する中で彼女が鍵を握る局面を描きます。
(原作・監修:「艦これ」運営鎮守府 イラスト:魔太郎 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321504000006


姉として守るべき存在であるはずの“瑞鶴”に、いつの間にか守られている。その思いを
強くする“翔鶴”。西方諸国へ向かう第十一号作戦を遂行する中、FS海域へ防空棲姫を
中心に深海棲艦が進行を始めた緊急事態を耳にした彼女がついにある進言を決意します。

改二改装を済ませ「幸運の空母」としての立場を更に確固たるものにしつつある“瑞鶴”
には寝耳に水の提案。納得しきれない心情と、姉の決断を支持する気持ちが錯綜する中で
決断を下す彼女。その機微の一つ一つが見逃せない場面の連続です。もちろん姉も然り。

共に作戦を遂行することになる艦娘たちの思いも聞いて心機一転、新たな強さを心身共に
培い成長を遂げる“翔鶴”と“瑞鶴”の絆とは何かを示した一作となりました。その先の
物語も見てみたいと思うことしきりですが、良作の完結を祝う次第です。お疲れ様でした。

posted by 秋野ソラ at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル