2016年04月06日

『妹さえいればいい。4』

平坂読 先生が贈る青春ラブコメ。第4巻はアニメ化決定の『妹のすべて』に拍車を掛ける
べくコミック化を担当する漫画家が、新たな騒動を巻き起こす火種となる顛末を描きます。
(イラスト:カントク 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094515985


列挙された候補者の中から選ばれた美少女漫画家の“蚕”。彼女が持つ意外な気質はその
姿を見ればわかる、とのことですが検証&デザインされた カントク 先生、ご苦労様です。
作中の描写に関して全裸か下着かで激論、勝負を交わすのも“伊月”たちならではかと。

「クロニカクロニクル」の意味深な内容、かつ想定外な展開に胸を熱くしつつ、“那由多”
に対する気持ちが着実に育っている“伊月”の機微が気になる所。あとは“千尋”の秘密
がいつ兄にバレるのか。「神のケツ」を探す“刹那”経由ではないかと思う今日この頃。

巻末収録となる、ドラマCDの脚本を再構成した小編「ラノベ作家の人生」では、その名の
通りのアナログゲームを楽しむ“伊月”たちが描かれます。ふんだんに仕込まれたネタの
数々にクスッとさせられると共に、編集者の恐ろしさ(?)を垣間見せてくれる秀作です。

posted by 秋野ソラ at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル