野村美月 先生が贈るファンタジー・ハーレム(予定)コメディ。第2巻は“カテリナ”の
気まぐれで始まったお嫁さんにしたい子番付レースに“ルドヴィーク”が振り回されます。
(イラスト:竹岡美穂 先生)
【 http://fbonline.jp/08shinkan/08shinkan.html#_05 】
“カテリナ”としての立ち居振舞いと“フロリン”としてのそれ。差の激しさに相変わらず
驚かされつつ、まだ自覚症状が顕著に見られないまでも“ルドヴィーク”のことが気になり
かけてきている彼女の言動、機微の変化が今後どう繋がっていくのか興味津々であります。
“カテリナ”の心を期せずして揺れ動かすことになったメイドの“ミーネ”との出会い。
不憫な彼女の境遇を見かねた“ルドヴィーク”が「レース」に出させようとしてあれこれ
手を尽くす内にそれが裏目に出たり、負の部分を見たりすることでどう反応するかが見所。
もちろん「レース」の行方にも注目すべきポイントが多々あります。“ルドヴィーク”は
ホントに幸せものですな。七番目が手に入らない、という言葉を予感させる結末を除いて。
ひと段落した、と思ったら今度は「彼女」に焦点が当たるとのことで、実に楽しみです。