2015年10月31日

『天使の3P!(スリーピース)×6』

「“天使の3P!ユニット”プロジェクト」なる企画が動き出した、蒼山サグ 先生が贈る
ロリ&ポップ・シンフォニー。第6巻は目標の壁にぶつかる“潤”たちを描きます。
(イラスト/てぃんくる)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865448-7/


「キッズロックフェス」の結果を受けて「リヤン・ド・ファミユ」「Dragon≒Nuts」共に
次なるステップへ上がるための課題があることは分かったものの、解決策が見い出せない
“響”。更にライブの客足も少しずつ減少傾向が見られ、焦りの色が隠せなくなります。

そんな中、“霧夢”たちが危なっかしくも独自の考え方でもって一つの解決策に辿り着く
場面を目の当たりにした“響”たち。好きな音楽に対して「がんばる理由」を見つめ直す
「リヤン・ド・ファミユ」の面々。その意図を汲んで好手を選ぶ“響”が中々格好良い。

クリエイターやアーティストなどを目指す方であれば一度は直面するであろう問題に対し
「がんばる」のではなく「がんばれる」という姿勢を見せた“潤”たち。彼女たちらしさ
が如実に現れた結果で優しい気持ちになれました。更なるチャレンジ精神を応援します。

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2015年10月30日

『異世界魔法は遅れてる!(5)』

樋辻臥命 先生が贈る異世界魔法と現代魔術が交錯する異世界召喚ファンタジー。第5巻は
元の世界での幼なじみである少女と“水明”が出会うところから物語が進んでいきます。
(イラスト:himesuz 先生)

http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540673


プロローグからして並外れた剣士であることが分かる“初美”。同じ異世界に召喚される
因果な運命を目の当たりにした“水明”が接触を図ろうとするも彼女には元の世界の記憶が
ないため不審に思われてその剣を向けられたり、と相変わらず苦労が絶えない御仁です。

サーディアス連合では「勇者」として扱われる“初美”の周辺も胡散臭いようで、関係者
でもあるため“水明”も対応には気を遣います。苦労性です。今回、“リリアナ”が影の
功労者とも言える働きを見せました。その甲斐あって一定の成果も得た模様(色々と)。

そんなことをしている間に魔族から思わぬ罠を仕掛けられ窮地に陥る“初美”・・・ってこれ
ホント“水明”が居れば事足りるのでは、と思うほど半端ないですな。もちろん、彼女の
剣技も相当なもので。一難去ってまた一難な状況を前に二人がどうなるのか気になります。

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2015年10月29日

『バリアクラッカーII 火刑台上のリベリオン』

囲恭之介 先生の「第21回電撃小説大賞・電撃文庫MAGAZINE賞」受賞作。第2巻は昇進した
“ベル”が直面した異端審問官を襲う謎の人体発火現象、その謎について触れていきます。
(イラスト/KeG 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865451-7/


“トリスタン”が設立した評議会「テン・コミュニオン」の一員に抜擢された“ベル”。
そこでもひと騒動おこして立場を悪くする相変わらずな彼女。“ナレシュ”処刑を間近に
心揺れる所で彼を王と、彼女をプリンセスと呼ぶ“サラ”の登場が更なる動揺を生みます。

発火騒動により処刑を延期された“ナレシュ”の言動などから「清めの火」「煉獄の鍵」
という意味深長なキーワードに辿り着いた“ベル”。バリアクラッカーに相当する別の
何かだと仮定する彼女の推理を素直に当てさせない展開がまず見どころの一つでしょう。

しかもその捜査を経て判明する、ある人物の過去、そして教会内部の深い闇。それらを
目の当たりにした“ベル”たちの、それぞれの対応にもご注目。“トリスタン”も指摘
した“ベル”の安っぽい正義がどこまで通用するのか、続く展開を注視したい所です。

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2015年10月28日

『世界の終わりの世界録<アンコール>5 降魔の大皇』

細音啓 先生が贈る王道ファンタジー。第5巻は「世界録」を求めて最後の封印を解くべく
冥界へと向かう“レン”たちに現魔王、五大災、そして謎の沈黙機関が関与してきます。
(イラスト:ふゆの春秋 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1377


数々の遺跡や秘宝、オーパーツ、そして審門に対する破壊行為を続ける沈黙機関。それが
“レン”たちの行く手をも阻む者たちと知り、警戒心が高まります。冥界へは思わぬ形で
訪れることとなりますけど、その経緯は何とも“キリシェ”らしいと言うべきでしょうか。

冥界では五大災の現状や“エリーゼ”が現魔王へ睨みを利かせる場面など怖いというより
滑稽とも見える場面が続きます。“エリーゼ”の結婚話のくだりとか残念すぎて素敵です。
そんな中、今回イチオシのキャラ、家政婦長“ルル”が一つの謎解きを披露してくれます。

更には三百年前というキーワードとの因縁に“レン”が直面することに。敗北を受け入れ
続けてきた彼が啖呵を切る場面は実に熱い。そして「再来の騎士」が過去の模倣でない証
を示す流れも同様。残念な結果でも前向きな彼が島へ辿り着けると信じて次を待ちます。

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2015年10月27日

『僕と彼女のゲーム戦争9』

有名ゲームが実名登場する 師走トオル 先生の人気シリーズ。第9巻はゲームの上級者を
目指そうとする“岸嶺”が苦心の末、ゲーマーとしてレベルアップする過程を描きます。
(イラスト/八宝備仁 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865455-5/


『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』とかメッチャ懐かしいタイトルですな。
口絵も相当頑張ってます。八宝備 先生すごいですな、ということでそのあたりのプレイ
状況も熱く語られております。シンプルだからこそ面白い、というのもありますよね。

さて、本編では“天道”“瀬名”“高三津”そして“杉鹿”と持ち前である強さの秘訣を
参考に聞いて回る“岸嶺”がドツボに嵌まる安定の流れ。そこにかこつけて遊園地デート
に巻き込んでいく“杉鹿”あざとい。でもそこがイイ。彼にも良いヒントになりましたし。

自分なりのプレイスタイルを見い出した“岸嶺”が『Evolve』において見事に相手を嵌める
展開は爽快です。次巻がラストとのことですが、購入読者の後押しが大事だということを
改めて感じた次第。それ何てタクティカル・ジャッジメント的な新作と共に期待してます。

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2015年10月26日

『俺、ツインテールになります。10』

水沢夢 先生が贈るツインテール愛あふれるシリーズ。第10巻はツインテール属性を奪われ
不安と焦りを募らせる“総二”たちにアルティメギルが総攻撃を掛け、窮地に陥ります。
(イラスト:春日歩 先生)

http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094515763


“唯乃”が“総二”を危険視した意味、そして属性を奪われたことの弊害、ツインテールが
自身の大半を占める彼にとって苦しい状況であることが切々と語られます・・・と言いつつも
イイ思いもしていたり。対する“ティラノギルディ”も安寧ではない胸中も描かれます。

そしてトゥアールから告げられた絶望の宣告。ツインテールのない日々に安堵する未来を
一瞬でも嬉しく思ってしまった“愛香”や“慧理那”にも思わぬ変調を呼ぶ形となり愕然
となります・・・って、ツインテールがないだけでここまでトンデモないことになるとは。

属性を、力を奪われたツインテール馬鹿である“総二”がそれでも守りたいもののために
立ち上がる究極の選択肢。予想外の次元へと昇華していく彼がすごすぎて、そして熱い。
挿絵を連続で差し込む演出も上々。“首領”が示した宣言で更に動き出す情勢に注目です。

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2015年10月25日

『魔王なあの娘と村人A(10) 〜Go West! 魔王さまさま!!〜』

ゆうきりん 先生が贈る、常識が通じない《個性者》に気苦労の絶えない《村人》たちの日常
を描くシリーズ。第10巻は修学旅行で他の個性者との衝突を避ける為“佐東”が奮闘します。
(イラスト/赤人 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865458-6/


古都にある「テイル・ユニバース・パーク(TUP)」は非個性者が個性者気分を味わうために
作られた施設ですが今や個性者が本番を疑似体験する場となって久しい。“翼”たちは俄然
テンション高めですが、“竜ヶ峰”は自分の個性を掴んでいるためか乗り気ではない様子。

とは言え、“佐東”と行動を共にすれば自然と艶っぽい表情を見せたりする“竜ヶ峰”に
ドキドキする彼の言い分も分からんでもない。可愛いすぎますからね、いまの彼女は正に。
そこに横槍というか横恋慕する西の魔王の登場で道程が少しずつキナ臭くなってきます。

そんな横恋慕くんが「TUP」内でついに強硬手段をとったことを知った“佐東”が全身全霊
をもって阻止に回る展開は熱い、と言うよりは後ろ髪を引かれるような感じで。“翼”が
告げた衝撃の一言が最終巻へどう繋がるか、決まらない彼の進路と共に注目しておきます。

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2015年10月24日

『最弱無敗の神装機竜《バハムート》7』

2016年1月よりTVアニメの放映が開始となる、明月千里 先生の学園ファンタジーバトル。
第7巻はユミル教国へ向かう“クルルシファー”と“ルクス”を軸として話が進みます。
(イラスト:春日歩 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797385038.html


ということで数多の女性陣を差し置いて、というか抜け駆けして“ルクス”との二人旅に
臨む“クルルシファー”。“アルテリーゼ”を含め外堀を埋めようとする彼女の言動に
動揺する“ルクス”が見ていて微笑ましい。裏をかかれた女性陣もある意味そんな感じ。

エンフォルク家の事情もさることながら、ユミル教国の七竜騎聖“メル”からの横槍が
入ったり、更には「巡礼祭」に合わせて仕掛けられた謀略もあり、で移動先でも苦境に
立たされる“ルクス”。どんな時でも自身の信念と気概を魅せる彼は格好良いものです。

その他、“夜架”の言動から窺える僅かながらも確実な変化にもご注目。こういう展開、
好きなんですよね。“クルルシファー”の策が思わぬ形で一定の成果を収めた後、世界の
情勢が大きく動き出す予兆を見せており“ルクス”たちがどう絡んでくるか気になります。

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2015年10月23日

『ミニッツ5 〜鬼火の消えるとき〜』

乙野四方字 先生が贈る学園騙し合いラブストーリー。2年半以上の時を経て刊行された
第5巻は“櫻”が“明芳”へ仕掛ける最後のトリックとミニッツの謎に迫る最終巻です。
(イラスト/ゆーげん 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865441-8/


「僕の言う事を聞け」と“明芳”から言われただけで逆らう思考を忘却させられ、更には
創遊研の面々との争いを余儀なくされる“櫻”たち。違和感すら感じない彼らに対する
もどかしさを覚えつつ、無常にも“明芳”への生贄を決めるためのゲームが行われます。

そんな不利な状況下においても求める最適解への執念を忘れない“櫻”が魅せてくれます。
ミニッツを使わずに“明芳”に勝つ、その過程と手段はぜひ読んで確かめてほしいところ。
生徒会選挙のことも忘れずに話の流れへ盛り込んでくるあたりも流石だな、と思います。

“櫻”の起死回生の一手に一役買った、“茉莉”の「ミニッツ」調査結果。言われてみると
なるほどそうか、と唸らせてくれる内容で満足です。紆余曲折はあったにせよ、こうして
完結を迎えられたことに心から感謝したいと思います。乙野 先生、本当にお疲れ様でした。

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2015年10月22日

『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』

『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』の 海空りく 先生が贈る新シリーズは超人的能力を
もつ7人の高校生が、召喚された異世界で如何なく能力を発揮して革命を起こす物語です。
(イラスト:さくらねこ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797385052.html


政治家の“司”、実業家の“勝人”、マジシャンの“暁”、剣豪の“葵”、発明家の“林檎”、
医者の“桂音”、ジャーナリストの“忍”。いずれも天才と呼べる7人が席巻する世界で
思い出作りへと旅立つ7人を乗せた飛行機が消息を絶つところから物語は動き始める──。

元の世界では無双の限りを尽くしていた華々しい7人が異世界でも同じように振舞えるか、
まずそこがポイントになります。“暁”が顕著で見ていて面白いです。“葵”も意外な理由
で一歩出遅れて災難でしたね。“勝人”が一番、“林檎”が次点と言える活躍を魅せました。

異世界での生活基盤を整える傍ら、元の世界に戻るための手がかりを探すことを忘れない
“司”たちだからこそ降りかかる火の粉を払ったとき、世界の命運も動き始めるという展開
が熱いです。召喚者からの僅かながらの、かつ意外なアプローチも含め続きが楽しみです。

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2015年10月21日

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVIII』

2016年にアニメ化することが発表され話題を集める、宇野朴人 先生のファンタジー戦記。
第8巻は前回の衝撃的なクーデターからおよそ2年が過ぎた局面を描く新章へ突入です。
(イラスト/竜徹 先生 キャラクター原案/さんば挿 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865456-2/


冒頭から始まるのはキオカ共和国における王国復興派の内乱騒動を鎮圧する“ジャン”が
彼の不眠に俄然興味を持つ“アナライ博士”と出会い、付きまとわれる顛末を描く中編。
英雄と科学者、なるべくしてなった二人の邂逅が今後どう影響するのか注視したいところ。

そこから続くのは、カトヴァーナ帝国の皇帝に即位した“シャミーユ”の専制政治ぶりを
これでもか、と見せつけてくる中編。表紙からにじみ出る不穏さが嘘じゃないことを知る
ことで“マシュー”の苦労ぶりが推し量れるというもの。本当に別人のような彼女です。

“ミトカズルク”への対処など確かに衝撃的ですが、それもこれも終盤のあの挿絵が全て
拭い去ってくれます。“シャミーユ”に根ざすものは何も変わっていないことが分かって
嬉しく思うと共に相変わらずな“トリスナイ”に一矢報いてほしいと願いつつ続きます。

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2015年10月20日

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5』

大森藤ノ 先生の大人気シリーズ「ダンまち」のスピンオフ作品。第5巻は59階層から戻る
“アイズ”たちが思わぬ所で“ベル”と再会し、興味津々な面々が彼に注目を集めます。
(イラスト:はいむらきよたか 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797385083.html


負傷していた“ベル”を野営地に運び入れ、治療し、甲斐甲斐しく世話をする“アイズ”。
他にも色々と二人で居る様子を目の当たりにする“レフィーヤ”の気分が良いわけがない。
ということで相変わらず一方的にけん制される“ベル”はご愁傷さま、と言うしかない。

不本意とはいえ、挿絵つきでやらかした“ベル”にいよいよ怒髪、天を衝く“レフィーヤ”
による命を掛けた鬼ごっこは相変わらずコミカル。そんな騒動が意外な現場の目撃と想定外
な敵との共闘に繋がる上に彼女の好感度も上がり、まさに何が起こるか分からない流れに。

一旦地上へ戻る“アイズ”が“ベル”に対してある誤解を残したままな点も面白く感じる中
新種のモンスターの登場や“ヘルメス”から告げられたある確信が大きな謎として残る結果
となりました。更にはダンジョンにも変化が訪れて・・・と、どう続いていくのか注目です。

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2015年10月19日

『アクセル・ワールド19 ‐暗黒星雲の引力‐』

新作アニメの制作が決定した、川原礫 先生が贈る大人気シリーズ。第19巻は加速世界の
クリア条件を探るため帝城へ再侵入を図った“ハルユキ”たちが衝撃の事実に直面します。
(イラスト/HIMA 先生)

http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-865438-8/


“グラファイト・エッジ”が登場するも、煙に巻く言動からは謎が謎を呼ぶばかり。ただ、
“ハルユキ”たちが今いる「ブレイン・バースト2039」が大いなる矛盾を抱えたものである
ことは掴めました。それにしても外がダメなら中へ、って実現させちゃうのもまたすごい。

白のレギオン、加速研究会との対決姿勢を強める“黒雪姫”にもたらされた衝撃の提案が
実に熱い。メンバーに動揺が走る中、“志帆子”こと“ショコラ・パペッター”の頑張りに
ぜひご注目いただきたい。あと、口絵で名前載ってないのアナタですか!? みたいな所も。

近づく“黒雪姫”の卒業を見据えて、リアルでの学生生活にも変化を生み出すための一歩を
踏み出した“ハルユキ”。彼もここまで成長してきたのか〜、と思うと感慨深いものが。
“メタトロン”の相変わらずな言動に思わずニヨニヨしつつ、次巻の領土戦が楽しみです。

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2015年10月18日

『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)8』

TVアニメが放映中の、海空りく 先生が贈る学園ソードアクション。第8巻は“ステラ”と
“王馬”、そして“天音”と“一輝”の直接対決が見られる準決勝の戦いぶりを描きます。
(イラスト:をん 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797384703.html


“王馬”が尋常じゃない力を見せつけたかと思ったら“ステラ”も負けじと・・・という強さ
のインフレ具合が半端じゃない両者の対決。シーソーゲームの行方を制するのはどちらか、
というのは読んでのお楽しみ。“西京”による容赦ない誘導とよく分かる解説にもご注目。

一方、決意のもと行動した“珠雫”の尊厳すら踏みにじる“天音”のふざけた態度に腹を
立てる“ステラ”。対する“一輝”はある事情を知ったが故に挑発してあしらうほど余裕。
“天音”の悪運に“一輝”がどう対処するのか。こちらもなかなか見どころのバトルです。

それにしても“天音”が結構重い過去を背負っていることが分かって胸中複雑な結末でも
ありました。そんな戦闘の合間にも数々の思惑が交錯していて舞台裏も目が離せません。
そしてついに迎える決勝戦。“一輝”はどんな戦いを魅せてくれるのか期待が高まります。

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2015年10月17日

『姫騎士とキャンピングカー(2)』

三木なずな 先生が2ヶ月連続刊行で贈る、元社畜がキャンピングカーで姫騎士と平穏な
日々を過ごすスローライフノベル。第2巻は“直人”の前にある魔神が勧誘に訪れます。
(イラスト:九韻寺51号 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321507000443


ユニコーンと共に颯爽と現れた魔神“サローティアーズ”の目的は“直人”に専属の料理人
になってほしい、ということ。確かに、異世界の人々から見たら意表を突くような料理を
今や腹ぺこキャラになった“ソフィア”らに彼が出していたからというのは自然な流れで。

「働きたくないでござる」の精神を貫く“直人”の説得は流石に難しく、何度もアタック
する“サローティアーズ”とのやりとりは新しい流れを生んでこれまた面白いです。まぁ
“ソフィア”に辱めを受けさせる“直人”のサディスティックな一面も相変わらずですが。

そんなスローライフのネックとなる“パトリシア”の燃料問題。これが意外な方法で解決
に導かれてますます行動範囲が広がりそうな予感。ぜひその先を見てみたいものですね。
巻末の設定資料集もイメージを膨らませるのに役立つもので、見ておくことを薦めます。

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2015年10月16日

『ようこそ実力至上主義の教室へ2』

衣笠彰梧 先生が贈る新たな学園黙示録。第2巻は嵌められた“須藤”に迫る停学の危機に
救済の手を差し伸べる“綾小路”が思いも寄らぬ協力関係を築いていく過程を描きます。
(イラスト:トモセシュンサク 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1369


“佐倉”の独白、“須藤”が嵌められた現場を覗いた彼女を描く所から始まる今回の騒動。
彼の助けを望む“櫛田”、身から出た錆と切り捨てる“堀北”。言い出さない“佐倉”に
“綾小路”を含めて如何にして気付くかがまず焦点となります。これが実にもどかしい。

“佐倉”がある問題を抱えているため、“須藤”の劣勢を覆すには決め手が足りない流れ
を変える契機となるのがB組の“一之瀬”。今回嵌めに掛かってきたC組との諍いも経験
した彼女の助力が“綾小路”たちの反攻を一気に後押しする熱い展開が見どころの一つ。

何だかんだ言いながら今回も問題の解決に関与することになった“堀北”。そんな彼女に
D組にとって敵でしかないように見える“茶柱”先生から注意を促される“綾小路”の
厄介な欠点とは。そして“一之瀬”が語る黒幕の存在とは。続きがとても気になります。

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2015年10月15日

『新妹魔王の契約者 LIGHT!』

TVアニメ第2期放映中となる 上栖綴人 先生のディザイア・アクション。そのスピンアウト
作品の執筆を務めるのは 八薙玉造 先生と、コミカライズ担当の みやこかしわ 先生です。
(原作:上栖綴人 先生 キャラクターデザイン:大熊猫介 先生 イラスト:みやこかしわ 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321507000293


みやこかしわ 先生の4コマまんがを導入に全10章の小編で“万理亜”のエロいことしたい
エピソードを描く構成。まさにコミカルな内容がてんこ盛りで気楽に読めることうけあい。
彼女の暴走を止められるのが“刃更”しかいないという所に彼の苦労性な面を窺わせます。

マジカルVR技術で乙女ゲーをさせられてあんな状態になる“澪”や、里の教育プログラム
とは別の教養を身につけさせられて身悶えする“胡桃”に比べて“柚希”の場合は穏やか
なエピソードでした。それにしても“高志”の優しさが際立っていてポイント高いです。

他にもエロい話だけではなくて、“万理亜”が少々センチメンタルになる場面があったり
「花子」退治騒動、SNS利用の注意を促す啓蒙話などもあります。スライムは最高です。
“長谷川”先生のオトナな対応も垣間見れたりして楽しませてもらった一冊であります。

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2015年10月14日

『緋弾のアリア AA III』

赤松中学 先生&チームアミカ で贈る中スケールアクション&日常コメディー。第3巻は
“ののか”を救うため“夾竹桃”を捕らえる作戦オペレーション名「AA」が発動します。
(イラスト:こぶいち 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1367


自分の知らない毒があることが許せない“夾竹桃”と、「鷹捲」は毒じゃないと弁明する
“あかり”。彼女の仲間たちを軽々といなして直接対決に臨んだ“夾竹桃”が目にした
「鷹捲」そして彼女自身の秘密にご注目。それにしても「AA」の“アリア”は格好良い。

続いては、可愛い物好きの戦姉“ライカ”が境遇に同情する“あかり”との距離感を見て
危機感を抱く“麒麟”のエピソード。更なるアプローチを仕掛ける“ライカ”に一発KOを
もらう所はもう安定の関係。「AA」における“理子”の立ち位置が絶妙で良い感じです。

更には、仲良くなりたい人たちからアプローチを受ける“あかり”を巡って発生する彼女
の争奪戦。対象特定に至る“志乃”の嫉妬心あふれる言動の数々が面白い。百合成分多め
なのが本当に助かります。伏兵も登場してより騒がしくなるであろう続きが楽しみです。

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2015年10月13日

『魔装学園H×H6』

久慈マサムネ 先生が贈るハイブリッド・バトル。アニメ化企画が進行する中で刊行される
第6巻は、“愛音”と“グレイス”の直接対決に備え“傷無”たちが共同戦線を張ります。
(イラスト:Hisasi 先生 メカデザイン:黒銀 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321412000113


「ぬるぬる魔力ケーブルを用いた〈コスプレ触手プレイ〉」って、あらすじに書くのも
アレですけど、表紙・口絵・挿絵で挑戦しすぎでしょう! 世間様に対して(苦笑)。
ここまで来たら、いつ成人指定されるかドキドキしますね。アニメ化するって言うのに。

本編は思わぬ姿で敵地潜入を果たした“傷無”がバトランティスの実状や、アイドル活動
をしている仲間たちの現状を目の当たりにしていよいよ異世界崩壊の阻止に乗り出します。
そこで新たな可能性も見い出すワケですが、まさか絶倫ぶりを発揮することになるとは。

“愛音”が流した涙の思惑にも気づき、彼女の圧倒的な力を前に善戦し続けた“傷無”の
奮闘ぶりにご注目ください。“胡桃沢”が頑張っております。相変わらず行動原理が掴み
にくい“那由多”から爆弾発言が飛び出して一体どうなることやら、で続いていきます。

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2015年10月12日

『宝石吐きのおんなのこ(2) 〜めぐる記憶とはじめての冒険〜』

なみあと 先生が贈るファンタジーノベル。第2巻は“クリュー”が“スプートニク”から
おつかいを頼まれて出会い、気付かされる感情を描きます。書き下ろしの小編も収録です。
(イラスト:景 先生)

http://www.ponicanbooks.jp/book/1165/


“クリュー”がまだ接客を覚え始めた頃のお話。三軒隣の雑貨屋にインクを買いに行かせた
はずの彼女が別方向の三軒隣にある店へ足を運んだことで“スプートニク”さん大わらわ
となる様子をお楽しみ下さい。ちゃんと彼女のことを認めている彼はちゃんと見てますね。

書き下ろし閑話「魔法使いのめぐる想い」では変態“ソアラン”の意外な過去、というか
かなり重めな内容で驚かせてきます。“ファンション”の絵がテキストから感じられる
キャラを掴んでいて良いですね。“イラージャ”は人の話を聞いたほうがいいと思います。

「おつかい」後編では“スプートニク”の伴侶が自分ではないかもしれない未来、そして
親に捨てられた過去を想起した結果、ある変調が“クリュー”に訪れます。彼のフォロー
もあり持ち直しましたが「鉱石症」とは何なのか、ぜひ続きで明らかにしてほしい所です。

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