カミツキレイニー 先生が贈る新作は、人に害を為す禍々しい神々を討伐する祈祷士だった
青年と、その神々の一柱が組んで禍々しい神々を滅ぼしていくダークファンタジーです。
(イラスト:nauribon 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094515732 】
マガツカミ。古来より物を依り代として顕現し、人を喰う神々。その一柱「喰い神」である
一見すると少女な外見の“ラティメリア”と条件付きの協力関係にある青年“古川七日”は
「マガツカミを従える、堕ちた闇の祈祷士」と言われつつマガツカミを今日も討伐する──。
「冷やし神」「歌い神」「化け神」と一話ごとに特定の能力を持つマガツカミを取り上げて
依頼を受けた“七日”が“ラティメリア”にも狙われつつその一柱を討つ、という物語構成。
第一話、第二話は人と共存するマガツカミ、という意外な関係を描いて意表を突く感じ。
第三話では本格的に“七日”たちの敵となるマガツカミが登場し、更には“七日”の過去を
垣間見せる展開で緊迫感のあるお話です。色々と背景が知りたくなる内容で続きが読みたい
と思わずにはいられません。nauribon 先生のイラストと漫画もキャッチーでオススメです。