伏見つかさ 先生が贈る新たなる兄妹ラブコメディ。第5巻は“マサムネ”と“紗霧”の
保護者登場により迎える兄妹別居の危機に彼女が外出、更に登校することを決意します。
(イラスト/かんざきひろ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865381-7/ 】
“エルフ”が企画するクリスマスパーティーで“マサムネ”や“紗霧”、他参加する面々が
それぞれの思惑をもって臨むプレゼントの数々にご注目。“紗霧”の想いは複雑怪奇ですが
まだまだプラスに持っていける要素はありそう。白箱の話は心臓に悪いのでほどほどに・・・。
バレンタインデーでは妹からチョコを貰うため必死になる“マサムネ”に何と声をかけたら
良いやら、という気に思わずさせられます。そしてホワイトデーのお返しに悩まされる彼は
ある意味、幸せ者だと思う今日この頃。「頑丈な人」に込められた思いが切なさを誘います。
そして迎える保護者“京香”からの「定期テスト」。ひたすら“紗霧”の努力が報われる
ことを願いながらページを読み進めておりました。“京香”さん、誤解されすぎて少しだけ
同情しました。“マサムネ”と“紗霧”は兄妹の関係で済むのか気になりつつ続きます。
2015年09月25日
2015年09月24日
『りゅうおうのおしごと!』
いきなりコミック化とドラマCD化を決めてきた、白鳥士郎 先生の新作は将棋界で「竜王」
となった16歳の少年に小学生の女の子が押しかけ内弟子になる顛末を描くコメディです。
(イラスト:しらび 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797384840.html 】
弟子の成長を見届けてもらうため師匠との対局「恩返し」に臨み勝利した“九頭竜八一”。
「竜王」のタイトルを持つも連敗続きで「クズ竜王」などと揶揄される彼が自宅に戻ると
「おかえりなさいませ! お師匠さまっ!!」と、小学生の女の子に待ち構えられて──。
“雛鶴あい”と名乗る少女が秘める棋士としての才能に着目した“八一”が押しかけ弟子と
なることを認めてから自身も将棋を指すことに対して忘れていた気持ちを思い出していく
過程が良いですね。もちろん“あい”が見せる言動や驚異的な成長も見どころの一つです。
「浪速の白雪姫」と呼ばれる天才少女にして姉弟子の“空銀子”から拒まれたり、親からは
当然の如く連れ戻しに来たり・・・と壁も多い“あい”は“八一”の弟子としてやっていける
のか。そのあたりの山場にもぜひご注目。これは間違いなく面白い将棋モノになりそうです。
となった16歳の少年に小学生の女の子が押しかけ内弟子になる顛末を描くコメディです。
(イラスト:しらび 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797384840.html 】
弟子の成長を見届けてもらうため師匠との対局「恩返し」に臨み勝利した“九頭竜八一”。
「竜王」のタイトルを持つも連敗続きで「クズ竜王」などと揶揄される彼が自宅に戻ると
「おかえりなさいませ! お師匠さまっ!!」と、小学生の女の子に待ち構えられて──。
“雛鶴あい”と名乗る少女が秘める棋士としての才能に着目した“八一”が押しかけ弟子と
なることを認めてから自身も将棋を指すことに対して忘れていた気持ちを思い出していく
過程が良いですね。もちろん“あい”が見せる言動や驚異的な成長も見どころの一つです。
「浪速の白雪姫」と呼ばれる天才少女にして姉弟子の“空銀子”から拒まれたり、親からは
当然の如く連れ戻しに来たり・・・と壁も多い“あい”は“八一”の弟子としてやっていける
のか。そのあたりの山場にもぜひご注目。これは間違いなく面白い将棋モノになりそうです。
2015年09月23日
『夜桜ヴァンパネルラ』
杉井光 先生が贈る新作はイノセント・ヴァンパイア・アクション。科学的にその存在が
認められた真祖の吸血種たる少女が人々を護るため吸血種を狩る近未来の日常を描きます。
(イラスト/崎由けぇき 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865399-2/ 】
警視庁刑事部捜査九課にただ一人所属する“倫子”は凶暴化した吸血種を吸血種対策法に
基づいて処理する吸血種。その特殊な事情ゆえに何度新人が配属されても長続きはしない。
続けられるのは「よっぽどのばかだけ」とは彼女の言だがまた一人新人がやって来る──。
ということで“紅朗”がワリと腹が立つくらいの馬鹿ですけど“倫子”との距離感を埋める
にはこれくらいでないとダメなことが読み進めると分かります。というか彼女が背負うもの
が重すぎて落差が激しい。“筑摩川”も同様ですが男気を魅せて逆境を覆す姿が格好良い。
吸血種の感染拡大を目論む「キングダム」、その首魁である“キング”とは何かを追う中で
培われていく“倫子”と“紅朗”の奇妙な縁の描き方は 杉井 先生の作品ならでは。脇を
固める“矢神”や“白麗”なども一癖あって面白い。絵柄も良くオススメできる一冊です。
認められた真祖の吸血種たる少女が人々を護るため吸血種を狩る近未来の日常を描きます。
(イラスト/崎由けぇき 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865399-2/ 】
警視庁刑事部捜査九課にただ一人所属する“倫子”は凶暴化した吸血種を吸血種対策法に
基づいて処理する吸血種。その特殊な事情ゆえに何度新人が配属されても長続きはしない。
続けられるのは「よっぽどのばかだけ」とは彼女の言だがまた一人新人がやって来る──。
ということで“紅朗”がワリと腹が立つくらいの馬鹿ですけど“倫子”との距離感を埋める
にはこれくらいでないとダメなことが読み進めると分かります。というか彼女が背負うもの
が重すぎて落差が激しい。“筑摩川”も同様ですが男気を魅せて逆境を覆す姿が格好良い。
吸血種の感染拡大を目論む「キングダム」、その首魁である“キング”とは何かを追う中で
培われていく“倫子”と“紅朗”の奇妙な縁の描き方は 杉井 先生の作品ならでは。脇を
固める“矢神”や“白麗”なども一癖あって面白い。絵柄も良くオススメできる一冊です。
2015年09月22日
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9』
大森藤ノ 先生が贈る、一端の冒険者である少年と矮小なる女神が織り成す眷族の物語。
第9巻は“ベル”が知性を持つモンスターと出会い衝撃の事実に辿り着くまでを描きます。
(イラスト:ヤスダスズヒト 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797385007.html 】
ヴィーヴル。ダンジョン中層域に出没する稀少種のモンスター。人型の上半身、蛇のような
下半身を持つのが特徴で竜女とも呼ばれる・・・が、“ベル”が出会ったのは見た目ほとんど
女の子そのもの。しかも人間の言葉を喋り、理解できる知能を有するのだからビックリ。
彼女を保護したいと宣言する“ベル”。“リリ”を筆頭にメンバーには動揺が走りますが
時間を掛けていくことで対応も徐々に変化していきます。「人間とモンスターの共存」、
突如持ち上がったテーマが彼らだけでなく街を、そして神様たちをも巻き込んでいきます。
いよいよ怪しさあふれる「ギルド」が“ベル”たちや“ヘスティア”と直接接触を図って
きたときには何事か、と思ったらこれまたとんでもない可能性を求められました。しかし
それを横から掠め取ろうとする者たちも出張ってきそうですし予断を許さない状況です。
第9巻は“ベル”が知性を持つモンスターと出会い衝撃の事実に辿り着くまでを描きます。
(イラスト:ヤスダスズヒト 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797385007.html 】
ヴィーヴル。ダンジョン中層域に出没する稀少種のモンスター。人型の上半身、蛇のような
下半身を持つのが特徴で竜女とも呼ばれる・・・が、“ベル”が出会ったのは見た目ほとんど
女の子そのもの。しかも人間の言葉を喋り、理解できる知能を有するのだからビックリ。
彼女を保護したいと宣言する“ベル”。“リリ”を筆頭にメンバーには動揺が走りますが
時間を掛けていくことで対応も徐々に変化していきます。「人間とモンスターの共存」、
突如持ち上がったテーマが彼らだけでなく街を、そして神様たちをも巻き込んでいきます。
いよいよ怪しさあふれる「ギルド」が“ベル”たちや“ヘスティア”と直接接触を図って
きたときには何事か、と思ったらこれまたとんでもない可能性を求められました。しかし
それを横から掠め取ろうとする者たちも出張ってきそうですし予断を許さない状況です。
2015年09月21日
『魔導書作家になろう! >ではダンジョンへ取材に行きますか?(はい/いいえ)』
岬鷺宮 先生が贈る新作は、魔導書作家となった青年がモンスター(と戦うのが)大好きな
美少女編集者に連れられてダンジョン踏破生活を送る東奔西走なお仕事生活を描きます。
(イラスト/こちも 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865395-4/ 】
「魔術は口伝での習得が当然」の時代に現れた一冊の魔導書が一大ブームを巻き起こす。
魔導書好きが高じて魔導書作家になることを夢見る青年“アジロ”は度重なる投稿の末、
「第四回 雷神魔導書大賞」大賞を受賞し、期待と不安を胸に編集部へ向かうのだが──。
“オビ”先生の名言、卑怯すぎる。あれは笑うしかない。ということでライトノベル作家
の実情を透かしながら、担当編集の“ルビ”、イラストレーター“ネイム”、そして校閲の
“クーチェ”とのやりとりを経て役に立つ魔導書を作っていく過程がとても面白いです。
思わぬ謎解き要素というか、知恵を絞って困難な事態を泥臭く解決へと導く“アジロ”が
“ルビ”が抱える悩みを払拭していくところも見どころです。これは他の作家陣にも協力
いただいて友情出演してほしいですね、電撃ミニ四駆部とか。シリーズ化に期待します。
#(参考)
#
#岬鷺宮 先生の
#『魔導書作家になろう! >ではダンジョンへ取材に行きますか?(はい/いいえ)』
#こぼれ話 #電撃文庫 - Togetterまとめ
#【 http://togetter.com/li/873327 】
美少女編集者に連れられてダンジョン踏破生活を送る東奔西走なお仕事生活を描きます。
(イラスト/こちも 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865395-4/ 】
「魔術は口伝での習得が当然」の時代に現れた一冊の魔導書が一大ブームを巻き起こす。
魔導書好きが高じて魔導書作家になることを夢見る青年“アジロ”は度重なる投稿の末、
「第四回 雷神魔導書大賞」大賞を受賞し、期待と不安を胸に編集部へ向かうのだが──。
“オビ”先生の名言、卑怯すぎる。あれは笑うしかない。ということでライトノベル作家
の実情を透かしながら、担当編集の“ルビ”、イラストレーター“ネイム”、そして校閲の
“クーチェ”とのやりとりを経て役に立つ魔導書を作っていく過程がとても面白いです。
思わぬ謎解き要素というか、知恵を絞って困難な事態を泥臭く解決へと導く“アジロ”が
“ルビ”が抱える悩みを払拭していくところも見どころです。これは他の作家陣にも協力
いただいて友情出演してほしいですね、電撃ミニ四駆部とか。シリーズ化に期待します。
#(参考)
#
#岬鷺宮 先生の
#『魔導書作家になろう! >ではダンジョンへ取材に行きますか?(はい/いいえ)』
#こぼれ話 #電撃文庫 - Togetterまとめ
#【 http://togetter.com/li/873327 】