2015年07月31日

『妹さえいればいい。2』

平坂読 先生が贈る青春ラブコメ。第2巻は最新巻の〆切に追われつつも楽しい作家生活を
送る“伊月”が、同期作家“春斗”のアニメ化話が持ち上がる場面を目の当たりにします。
(イラスト:カントク 先生)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784094515602


書くことにも、描くことにも動機付けが要る。常にアウトプットするためにはインプット
が大事、とよく聞きますがなかなか出ないアウトプットにやきもきする編集さんの苦労と
努力も垣間見れる本作。ということで今巻も全力で遊ぶことも忘れない“伊月”が居ます。

“那由多”の執筆スタイルがなかなか刺激的で挿絵のインパクトも十分。前巻で衝撃的な
秘密を垣間見せた“千尋”の性教育に対する遅れ具合に母親の教育方針が気になります。
TRPGリプレイの部分は本当に楽しくて仕方が無い。さらりと宣伝を入れてくるのも良し。

作られるアニメが膨大に増えたことで、その仕上がりにムラを感じることも否めなくなった
昨今。アニメ化されることの明暗を共に描いてくる現実味あふれる内容で複雑な心境です。
現実でもプラスになることを願いつつ、これまたとんでもない引きを用意してきましたよ。

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2015年07月30日

『ゲーマーズ!2 天道花憐と不意打ちハッピーエンド』

葵せきな 先生が贈る、こじらせゲーマーたちのすれ違い青春ラブコメ。第2巻は“天道”
が気持ちをもやもやさせながら、“景太”は自分なりのゲーム道を引き続き突き進みます。
(イラスト:仙人掌 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321412000082


うわぁ、引き続きクソめんどくせぇ〜! としか言いようがないすれ違いぶり。“景太”の
「どうしてそこまで気がつかないんだ」感がハンパないです。唯一状況が俯瞰できていると
思われる“上原”も“亜玖璃”に関しては裏目に出ることばかりで報われなさ過ぎです。

かという“天道”はと言えば、“景太”のことが気になってゲームに身が入らないことを
恋心とは気づかずもてあそぶばかりで、“千秋”も彼と深い部分は繋がっているはずなのに
上っ面なところで敵愾心は消えず、と2巻に至っても打つ手なしとは神の悪戯が過ぎます。

読み終えてみると今巻の副題が相当なネタばれを引き起こしていることが見て取れるワケ
ですが、次巻は意思疎通が図れなくてギクシャクするんだろうなぁ、などと思いながら
個人的には色々とねじれた人間関係が修復に向かってほしいと願わずにはいられません。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2015年07月29日

『艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆5』

内田弘樹 先生が贈る、“瑞鶴”視点で「艦これ」の世界を描く本格戦記小説。第5巻は
2015年冬イベント「迎撃! トラック泊地強襲」を中心に艦娘の苦悩と活躍を描きます。
(原作・監修:「艦これ」運営鎮守府 イラスト:魔太郎 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321504000005


深海棲艦たちの動きを抑えている間に海上交通網の要所となるトラック環礁へ移り、戦力
の再編、後輩の指導、そして幾ばくかの休養をとることとなった“瑞鶴”たち。後輩の
“大鳳”“雲龍”“天城”そして“葛城”の足並みが揃わず、大丈夫かと心配させます。

そんな中、トラック泊地を訪れたアイドルの“那珂”が皆に明るい笑顔を振りまく間に
彼女の心の傷を思い出させる人物の登場し、姉である“川内”と“神通”も心を痛める
ことに。更に悪い知らせとして“伊一六八”たちから敵主力発見という旨が伝えられます。

後輩たちを出撃は時期尚早と見る“翔鶴”、先輩たちを手伝うと願い出る“大鳳”たち。
再び戦地へ向かうことを望む“那珂”、心境を知るが故に不安が隠せない“川内”たち。
逆境から奇跡を呼ぶ艦娘たちの活躍がめざましい本作も次巻が最終巻。目が離せません。

posted by 秋野ソラ at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2015年07月28日

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典4』

羊太郎 先生が贈る超破天荒新世代学園アクションファンタジー。第4巻は“リィエル”、
そして“ルミア”を「天の知恵研究会」から取り戻すべく“グレン”が昔の力を借ります。
(イラスト:三嶋くろね 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321412000059


“エレノア”との戦いぶりで強さを見せつけてきた“アルベルト”。伊達に“グレン”と昔
コンビを組んでいたワケではないことが分かります。今回は彼女が一枚上手を取りましたが。
それを再結成するにあたり、過去に扱った事件が今回の騒動に由来することも判明します。

「兄さん」のために裏切ると宣言した“リィエル”を止められなかった“システィーナ”の
非力さが痛切に感じられます。それが“グレン”を生死の淵から救う一助にもなるのですが、
彼女としてはのっぴきならない所まで状況を進めてしまっている感じで微笑ましい流れです。

今回“エレノア”が糸を引いていた黒幕が小賢しい上に人でなし、ということで“グレン”
たちも容赦なく叩き潰してくれるのが爽快ですし、“リィエル”にようやく真実が告げられ
一安心といった感じです。“ルミア”が色々な意味で鍵となる物語がどう動くか注目です。

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2015年07月27日

『いつか世界を救うために ─クオリディア・コード─』

橘公司 先生(Speakeasy)が贈る新作は新世代ボーイ・ストーキング・ガールと銘打った
シェアワールドもの。とある要人の暗殺を命じられた少年の奇行と活躍を描いていきます。
(イラスト:はいむらきよたか 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321503000008


〈アンノウン〉と呼ばれる正体不明の敵から南関東の一地区「神奈川」を守る序列一位の
“舞姫”。理由を伏せられたまま彼女を暗殺することを命じられた“シノ”と“ほたる”。
神奈川へ編入した彼の信条は「物事は全て観察から始まる」。最初に行動したのは──。

ということでのぞき、盗聴、痴漢・・・と女性の敵と言うべき行為を「暗殺すべき対象なのか」
調べるという名の下に行っていく“シノ”が潔すぎて・・・褒められたものではないですが、
長く一位を務める“舞姫”と渡り合える腕はあるため彼女を含め注目を集めてしまいます。

本当に暗殺すべき人物なのか悩む最中に神奈川を未曾有の危機が襲い、“舞姫”も行方不明
となる事態に直面し“シノ”たちはどう動くか、というのが見どころ。“ほたる”が隠し事
をしているのが気になりますけど暗殺対象には近づけたので次巻の展開に期待が高まります。

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2015年07月26日

『竜は神代の導標となるか2』

エドワード・スミス 先生が贈る、鉄の竜を駆る騎士の英雄譚。第2巻は“カイ”たちの
めざましい新興に“ウェイン”から王国軍も恐れる刺客が送り込まれる顛末を描きます。
(イラスト/クレタ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865245-2/


“エレナ”の兄“リチャード”を迎え入れることで戦略面でも補強が図られる中、いずれ
義兄上と呼ぶことになる彼からとある計画に協力してほしいと持ちかけられる“カイ”。
“アンジュ”がそれにノリノリなのと見事に嵌められる“エレナ”の言動が微笑ましい。

シュエルガを背負って立つことになった“カイ”は、先の激戦で得た「紅蓮機関」の解析
を経て「綺晶機関」の扱い方を改めて見つめ直し、実行へ移すことになります。ここでも
“エレナ”との齟齬が生じてしまうのですが・・・彼はもっと彼女のことを大事にしないと。

様々な思惑が入り乱れる中、ヴェーチェル城を背景に立ち位置を入れ替えて“メリダ”
との一騎打ちに臨む“カイ”。彼女が掲げる忠義に対して疑問と怒りをぶつける彼の潔さ
がカッコイイ。裏で謀略を進める“ウェイン”を止められるか、彼の活躍に期待です。

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2015年07月25日

『鮮血のエルフ2』

藤原祐 先生が贈るダークファンタジー。第2巻は“イミナ”たちが思わぬ形でエルフ軍と
最前線で戦う破目に陥ったその背景にある、人間とエルフの思いも寄らぬ陰謀を描きます。
(イラスト/kona 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865256-8/


王位継承争いの姦計に嵌り、厄介者の集まりである「白狼騎士団」の団長を任されることに
なった“ミリフィカ”。歓迎されない雰囲気を自分たちの実力を見せつけることで荒くれ者
たちの精神をねじ伏せていくその様子は実に爽快。“アマイズ”の悔しがる姿も同様に。

快進撃を続ける“ミリフィカ”たちを何としてでも陥れたい“アマイズ”を思わぬ黒幕が
後押しすることになります。実に汚い大人の世界、というかエルフの世界。「エルフの森」
に閉じ込められた彼女たちはその思惑と、「白狼騎士団」の秘密を知ることになります。

更に仕組まれたエルフの縁者との対峙。苦戦を強いられる相手でも、仲間がいるからこそ
“イミナ”と“エリス”の力がそれを駆逐していけることを示してくれました。それが
“シルジス”の耳に届いたとき、思い違いも露見するのですが・・・その先が気になる所です。

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2015年07月24日

『マンガの神様(2)』

蘇之一行 先生が贈るマンガをテーマにした青春ラブコメ。第2巻は西の天才高校生漫画家
と連載を賭けてマンガ勝負を持ちかけられた“伊織”が自身の新たな壁に直面します。
(イラスト/Tiv 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865250-6/


ということで東の“伊織”に対して西の“高良翔太郎”登場。「恋愛マンガ」をテーマに
読者投票で次の連載枠を決めるとあって俄然気合の入る“伊織”。しかし、“日芽”には
“翔太郎”のマンガで中毒症状を起こされて、再び及ばぬ地点からスタートとなります。

そこで師事することに決めたベテラン少女漫画家“糸屑ほたる”から実体験ではなく妄想
で描けと指示を受け“楪葉”や“萌黄”とも一時的に距離を置き、フラストレーションを
高めていくのですが、それは彼女たちにも同じように負荷をかけ、傷つけてしまいます。

勝負を取るか、恋愛を取るか。“伊織”が出した結論にご注目いただくと共に、“翔太郎”
が背負ってきた秘密も見届けてあげていただければ、と。マンガの神様、やりますねぇ。
順当に「お約束」を披露してくれる点に安心感を覚えます。今後の展開が楽しみです。

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2015年07月23日

『いでおろーぐ! 2』

椎田十三 先生が贈るリア充爆発アンチラブコメ。第2巻は敗残の将として部室も追われ、
惨めな思いをする“領家”を何とか再起させるべく“高砂”が秘策を巡らせていきます。
(イラスト/憂姫はぐれ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-865240-7/


まずは部室を取り戻すために「風紀委員会」乗っ取りを実行に移し、「恋愛相談」と称し
反恋愛活動を進めた“高砂”。次なる策として「スキー合宿妨害作戦」を立案、メンバー
総出で合宿地へ乗り込む“領家”は恋心と「反恋」の板挟みに遭います。イイ展開です。

更には映画研究部の“上峰”から「卒業前の三年生3人から告白されそうなのを後腐れなく
断るにはどうすれば良いか」ということで、文化部発表会に向けて反恋愛を促す映画制作に
着手。その過程においてもメンバー間のちょっと面白くて複雑な人間模様を垣間見れます。

風紀委員、そして反恋愛主義青年同盟部の筆頭として頑張ってきた成果がどう出るかは本編
を読んでご確認いただくとして、女児さんの無邪気さが行動と相反する点があるのは中々に
えげつない。彼女の思惑を吹っ切ってどこまで我を通せるか、引き続き楽しみなところです。

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2015年07月22日

『WORLD END ECONOMiCA(ワールド エンド エコノミカ) III』

支倉凍砂 先生の同人サークル「Spicy Tails」が贈る金融冒険青春活劇の書籍版。第3巻は
「月面の英雄」として名を馳せた“ハル”が“ハガナ”を取り戻すべく更なる勝負に出ます。
(イラスト/上月一式 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869325-7/


“クリス”のめざましい活躍に自身の停滞感を覚える“ハル”。株価の下がる会社を専門に
狙う「悲観の帝王」“ウォレス”がある兆候を掴んだと知り、調査を進めた結果、月面最大
の危機と商機が迫っていることに気づいた彼が様々な想いと思惑に揺れ動くことになります。

その上に“ハガナ”と更なる陰謀が紐づいている、というのだからさあ大変。ある理由から
“ハガナ”の好感度はマイナスとなっているため、どうやって“ハル”がよりを戻すのかが
やきもきさせられる展開でした。あの嬉し泣きの挿絵は実に印象的。幸せが溢れるかのよう。

そんな幸せな雰囲気をも吹き飛ばしかねない月面の危機をどう乗り越えるのか、その展開
にもご注目。色々と吹っ切れた“クリス”と“エレノア”のやりとりが微笑ましく感じます。
“ハル”と“ハガナ”、二人に幸あらんことを、ということで堪能させていただきました。

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2015年07月21日

『魔王軍の軍師はじめました3』

長野聖樹 先生が贈る、戦に敗れた魔王軍の再編ファンタジー。第3巻は魔王軍再編に向け
大きな足掛かりを得て絆を深める“ルキフェル”と“頼光”たちが最大の窮地に陥ります。
(イラスト:れい亜 先生)

http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/41557#41925


“貞光”が“頼光”に寄り添う姿を見てキレる“ルキフェル”たちの微笑ましい光景から
始まり、第一国奪還へ向けて動き出そうとした矢先に最大の難敵“敖広”が登場。彼女を
奪われるばかりか“ツナ”“レジーナ”“レオ”“マーニス”の記憶も奪われ打つ手なし。

それでも「ルキフェル様奪還作戦」を打ち立てる“頼光”は“マラク”に助けられながら
少しずつ“敖広”への対策を進めていきます。ここで“貞光”の秘密というか過去が明白
となりますがこれが中々に強烈。仕草とかは実に恋する乙女な感じで可愛らしいのですが。

完全なる劣勢を、軍師“頼光”が講じた策と、魔王“ルキフェル”がそれを完遂することで
打ち破るという熱い展開が見どころ。彼女の告白は届いたのやら届かなかったのやら・・・。
魔王軍再編を果たした彼らの騒がしい日々は続く、という所で完結。楽しませて頂きました。

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2015年07月20日

『銃皇無尽のファフニールIX セルリアン・エンゲージ』

ツカサ 先生が贈るアンリミテッド学園バトルアクション。第9巻は学園内にて隔離された
“悠”に対し「D」の少女たちが決断を迫られる間、“ロキ”少佐が直接行動を開始します。
(イラスト:梱枝りこ 先生)

http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/41557#41917


学園長“シャルロット”が監視役、という立場を利用して遊び呆けたり、「つがい」として
認められた“イリス”に前向きなアプローチを受けたり、と状況は深刻な中でもえちぃ場面
はより深まって、ということで全体的にお風呂回、というか温泉回な進行がメインです。

裸のお付き合いだったり、水着のお付き合いだったりと差はありますが「つがい」となる
ことへの回答を“悠”に様々なアプローチを交えてしていくあたり、別な意味での緊張感
が漂う場面の連続です。“深月”のデレっぷりが印象に残っています。挿絵的な面でも。

前巻以来、様子がおかしかった“ティア”、それに“ヴリトラ”から改めて告げられること
となった「ドラゴン」の定義。そしてもう一人、様子が変であった「彼女」が思わぬ行動に
出たことで“ロキ”の敵対行動もいよいよ佳境に。“悠”は阻止できるか、次巻に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2015年07月19日

『詐欺師キッドの英雄演武 1』

「オーバーラップ文庫」にて 大泉貴 先生が贈る新作は、詐欺師の嘘から始まる英雄譚。
7種族の序列を決める神儀演武の人類代表に選ばれた英雄を騙る少年の物語を拝読です。
(イラスト:せんむ 先生)

http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540574


かつて神儀演武で頂点を極め、人類に神の寵愛をもたらした英雄“ガングード”。文明の
発達に伴い神の存在を疑う世となった世界で、その威を借り詐欺に及ぶ“キッド”。彼の
もとを訪れた少女“サーシャ”に神儀演武の代表となることをお願いされてしまい──。

預言を妄信する“サーシャ”、いぶかしむ従者“クロエ”の思惑も余所に相棒の“キクル”
と“スマイリー”と共に次の仕事を狙う“キッド”。彼を代表と認めない勢力、とりわけ
“リシュリュー”卿の追及を受け上位種“メルヴェーヌ”監視のもとで決闘と相成ります。

ここまでの過程で“キッド”という人物の人となりは“サーシャ”にも知られるワケですが
それでもなお信じ、彼もその期待に応えて思い寄らぬ手口で結果を残していく痛快さが絶妙。
“メルヴェーヌ”に啖呵を切った彼の英雄譚がどう語り、騙られていくのか注目所です。

posted by 秋野ソラ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2015年07月18日

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2015年上期」エントリー

戦うパン屋と機械じかけの看板娘
 【15上期ラノベ投票/9784798610016】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/116546558.html
  → まとめ: http://goo.gl/WikueZ

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02
 【15上期ラノベ投票/9784041022702】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/110826005.html
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/151843333.html
  → まとめ: http://goo.gl/Kg42Cq

俺の教室にハルヒはいない(4)
 【15上期ラノベ投票/9784041025734】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/115076490.html
  → まとめ: http://goo.gl/tVVA3Y

生徒会探偵キリカ(6)
 【15上期ラノベ投票/9784063753721】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/139643034.html

異世界居酒屋「のぶ」 二杯目
 【15上期ラノベ投票/9784800237217】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/113398847.html
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/151472066.html
  → まとめ: http://goo.gl/M9YMUt

中古でも恋がしたい!
 【15上期ラノベ投票/9784797381320】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/115477078.html
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/145182323.html

放浪勇者は金貨と踊る
 【15上期ラノベ投票/9784040705217】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/114116666.html

殺したがりの天使ちゃんは黒木君の夢を見る。
 【15上期ラノベ投票/9784040673530】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/113446920.html

絶深海のソラリスII
 【15上期ラノベ投票/9784040674803】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/115889874.html
  → まとめ: http://goo.gl/jjdAzg

薬屋のひとりごと(3)
 【15上期ラノベ投票/9784074011766】
  → 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/153690862.html



◆ 好きなライトノベルを投票しよう!! - 2015年上期
 http://lightnovel.jp/best/2015_01-06/

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『薬屋のひとりごと 3』

単行本化を経て「ヒーロー文庫」で文庫化した 日向夏 先生の「小説家になろう」投稿作品。
花街育ちの少女が毒見役として宮廷内で難事件を解決していく本作を1巻から纏め読みです。
(イラスト:しのとうこ 先生)

http://bukure.shufunotomo.co.jp/hero/?category_name=hero14
http://ncode.syosetu.com/n9636x/


かどわかされ後宮で下働きの身となった“猫猫(マオマオ)”は花街で薬師をしていた。
目立たず勤めあげるつもりが持ち前の知識と好奇心で宮廷内の怪事件を解決に導き毒見役
として出世、以来次々と難事件を解決するもある縁が元で解雇の憂き目にあうのが第1巻。

第2巻では外廷に出仕して引き続き影に日向にと活躍する“猫猫”。彼女のつっけんどんな
態度とモノローグが“壬氏”のそれらしいアプローチと対比して実に心地よく感じられます。
過去の因縁が陰湿に近づいてきたりと彼女にとって窮地となる場面が気に掛かってきたり。

そして今巻では“玉葉”妃の妊娠に伴い後宮へと戻った“猫猫”が宮廷内の陰謀に浅からず
巻き込まれていく展開と、“壬氏”の秘密を知ることになり二人の関係にも転換期が訪れる
場面に目が放せません。他にも新たな人間関係も見えてきたりして色々と続きが楽しみです。

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2015年07月17日

『艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 2』

むらさきゆきや 先生が贈る「艦これ」戦場ラブストーリー。第2巻は北方海域艦隊決戦で
苦戦を強いられる“提督”にお夜食を、ということで“瑞鳳”が不慣れな料理に挑みます。
(協力:「艦これ」運営鎮守府 イラスト:有河サトル 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321502000104


ということで玉子焼きを作ったことがない“瑞鳳”は“磯風”“能代”“時津風”“龍驤”
“比叡”と渡り歩くも成果には繋がらず、結局の所は“凰翔”さんに頼ることになります。
日夜作戦を健闘する“提督”に料理の腕前を披露できて、彼女の好感度は更に高まります。

秘書艦“加古”をも入渠させてしまうほど攻略が難航する北方海域艦隊決戦。“五月雨”を
臨時の秘書艦に立てた“提督”は勝つために色々と改善を図る間にもラッキースケベな目に
遭ったりもしながら期待される司令本部から新たな作戦「沖ノ島沖戦闘哨戒」を受領します。

“提督”の言動に一喜一憂する“瑞鳳”の可愛らしさはもちろんのこと、大事な局面を前に
自信を喪失しかける“五月雨”を励まして辛勝へと導いていく旗艦としてのたくましさを
描いてきます。最終巻となる第3巻で伏線が火を噴くとのことで期待したいと思います。

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2015年07月16日

『天空監獄の魔術画廊II』

永菜葉一 先生が贈る囚人収集ファンタジー。第2巻は新たな脱獄計画に必要となる囚人を
求めて動き出す“リオン”が伝説の脱獄王と接触を図る過程で思わぬ事態に遭遇します。
(イラスト:八坂ミナト 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321503000179


“キリカ”からのさりげないお誘いや、“レオナ”の積極的なアプローチをもってしても
“リオン”の絵描きバカぶりを覆せない中、「虹を待つ裸婦」“アネット”にはある物を
使ってエロい調教し仲間に加わることで彼の新たなる脱獄への道に一歩近づいていきます。

その協力を求めた脱獄王“ヴァレリア”に一杯食わされ“キリカ”を奪われる“リオン”。
オークに穢される寸前の彼女を助け、怒りをあらわに立ち回りを繰り広げる彼の格好良さ、
そして“キリカ”の美しさを認めたシーンにご注目。八坂 先生の挿絵が一段と映えます。

今巻は「隠し絵」というキーワードが物語の比重を占める内容。数々の脱獄を成功させて
きた“ヴァレリア”が天空の大監獄に未だ残る理由が興味深い。“リオン”の所業を聞き
震える“フィーネ”が思った以上にヘタレでこれまた面白い。次巻も楽しみな作品です。

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2015年07月15日

『城下町は今日も魔法事件であふれている』

井上悠宇 先生が贈る新作は街角ファンタジー。魔法があたりまえの世界で起こる不可解な
事件の解決を依頼された変わり者の騎士が、クセのある人物たちと調査に乗り出します。
(イラスト:武藤此史 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321504000236


花屋の娘“サラ”の前で傍若無人に振る舞う“ペルデペル”侯爵が突如、大砲のように吹き
飛ばされる現象が発生。彼女を断罪したくて仕方がない侯爵の前に現れたのは、一見すると
平民にしか見えないけれども調査を請け負ったという王都の騎士“ノエル”であった──。

魔法の使用が国の統制下で制限されているにも関わらず、自由にそれを使える謎多き美少女
“エスティカ”たちの手を借り事件を解決に導く“ノエル”。しかし王子を脅迫する嫌疑で
投獄された彼女の事情を知るが故に彼は救出に向かい、更なる事件、陰謀に巻き込まれます。

堅物なのに俗物な“アリエス”の振る舞いとか、実はとんでもない秘密を背負わされている
“ノエル”の言動、そして意外に純真な“エスティカ”の所作など興味深い要素が多く魅力
あふれる作品に仕上がっていると感じます。続きが楽しみなシリーズの登場を祝します。

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2015年07月14日

『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─3』

『子ひつじを迷わない』の 玩具堂 先生が贈るVRMMO子育てバトルファンタジー。第3巻は
“ハルハ”の母親を名乗り強引に引き取ろうとする人物が現れ“遊”の周囲が殺気立ちます。
(イラスト:bun150 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321503000184


“春羽”の体を作るにあたって生体データを提供した“秋理”が“美遙”をベビーシッター
扱いするものだから、更には“春羽”を自分と同じモノだとはばかることなく言及するもの
だから“冬風”すら頭にくるというもの。もちろん“遊”も、父親として嫌悪を覚えます。

“秋理”の執拗なアプローチも過激になり、仕舞いには“春羽”を「CtG」から出させない
ようにする始末。家族とは何か? 自分とは何か? をそのその行動原理が、そして「CtG」
というゲームシステム自体が問いかける形となり“遊”たちも今の関係を考えさせられます。

VRMMOモノ、と単に位置づけたくはない独特の世界観を持つ作品になったな、と読了後に強く
感じました。“冬風”が見せる蔑みの目、そして激情が挿絵と共に印象深く胸に残ります。
ここで完結させるのは実にもったいないと思うのですが、次回作をお待ちしております。

posted by 秋野ソラ at 00:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2015年07月13日

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#03』

枯野瑛 先生が贈る、終末の世界を描くファンタジー作品。熱烈な声援を受けて続刊が決定
した第3巻は“クトリ”の身に起こる変化が幸せな日常を侵食していく過程を描きます。
(イラスト:ue 先生)

http://sneakerbunko.jp/bookdetails/?pcd=321503000181
http://sneakerbunko.jp/series/shumatsu/index.php


オビの文句からして不安で不穏な空気しか感じられないのに口絵からしてもう容赦がない。
髪の色が変色していくこと、そして口絵が泣き笑いな理由が本編を読み進めていくうちに
分かってしまうだけに切ない。「そこあに」で 枯野 先生が弄られるのも致し方ないです。

“クトリ”を幸せにしてやりたい、という想いを一層強く抱く“ヴィレム”。そんな彼から
強烈なカウンターをもらい「幸せ」というものを見つめ直す“クトリ”。それぞれの視点で
終末に向かう機微を描いてくるあたりは、止めてほしいのに止まらない何かを感じさせます。

実は過去に大っぴらにできない出来事があったことを匂わせたりして他にも気になる点は
満載なのですが、“アイセア”が抱える現状と立ち居振る舞いの由縁にも注目して頂きたい
ところ。奇跡の続刊を果たした今、最後まで魅せてくれることを編集部には希望します。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル