川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー。8話下巻は“明智”そして本能寺の変と周辺に
関するアプローチへ武蔵ほか各国の思いと動きが交錯する夏休み終盤の状況を描きます。
(イラスト/さとやす 先生(TENKY))
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869263-2/ 】
いつ始まるか分からない本能寺の変に備えて装備の改装や鍛錬にいそしむ武蔵勢。改めて
考えさせられる襲名の件なども含めて考えることはいっぱい。そんな中で“ミトツダイラ”
と“葵”の距離が精神的かつ物理的に急接近していくあの場面は思わずニヨニヨしました。
末世、創世計画、公主隠しの件。未解決の謎を解きほぐす過程で一気に騒がしくなる内裏
という謎に包まれた場所に人が集まり・・・野球!? これはまた突然に(苦笑)。他にも準備
してきたあれこれを活かしたバトルも繰り広げて、流石は武蔵勢と見せつけてくれます。
“正純”に翻弄される“大久保”とか見ていて好きです。“福島”と“清正”はなんとか
ならんものかな、と常々思っております。“明智”からとんでもない話が暴露されて驚く
間もなく歴史再現のイベントは重なってどうなることやら。ということで続きを待ちます。