2015年06月17日

『俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録<アポカリプス>!? 14』

なめこ印 先生が贈るヒロインが増えすぎて困っちゃうバトルロワイヤルラブコメ第14巻。
いつもと違う平穏な日常という異常に気がつかない“烈火”ならではの窮地を描きます。
(イラスト/和狸ナオ 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/602.html


いつも冒頭に挟んでくるキャラクター紹介からして異常であることから、今巻において
“烈火”が巻き込まれた状況がどれだけ特殊で特異なものかがお分かりいただけるかと
思います。本文中にも「違和感」を印象づける描写がこれでもかと盛り込まれています。

“常盤”や“吉備”といった先輩方と中心に過ごす日々の中で突如現れた巨大ロボット
を目の前にしても、なぜか自然と体は対処できていることを実感しても「違和感」は
拭えず、そんな彼を不甲斐ないと見た“エル”に叱咤されてようやく我を取り戻します。

とは言え手立てのない“烈火”を救った思わぬ助っ人がこれまた規格外すぎて驚かされる
と共に、ある重要人物から語られる「波乱の血筋」そして「波乱烈火の特異性」は更なる
驚きをもって読み手をも震撼させます。そして舞台は未来へ! 面白くなってきました。

posted by 秋野ソラ at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル