2015年06月02日

『恋をしてはいけないゲーム、振られてもきみに恋をする』

『フレースヴェルグ・イクシード』の 七烏未奏 先生が贈る新作は数奇な恋愛ストーリー。
あるゲームがもとで少女たちが一人の少年に対して狂おしいほどに恋する様子を描きます。
(イラスト:三上ミカ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1317


失踪した初恋の少女から“求無”へ送られたメールが告げる「アカイイトゲーム」の始まり。
彼を取り巻く少女たちから一人を選び結ばれたとき、世界の終わりと新世界の再編が起こる。
いぶかしむ彼の前に、居るはずもない妹だという“美樹”が現れた途端、誘惑してきて──。

表紙を含め発売前からイラストの破壊力たるや、と言わざるを得ないものがありましたけど
内容もこれまた衝撃的なシーンが多く「刺激的な恋愛物」とは言い得て妙。冒頭にあります
イントロダクションの設定が要所で効果を発揮してくるので意識しながら読むとよいかと。

積極的にアプローチする“美樹”、存在感が魅力の“胡桃”、一途な幼なじみの“律花”。
ゲームのせいで流されることもしばしば起こりかける“求無”は初恋の人が忘れられない。
そこで彼がとったゲームに対する攻略の姿勢がどんな結末を呼ぶのか続きが気になります。

posted by 秋野ソラ at 01:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル