築地俊彦 先生の言わずと知れた大人気マジカルラブコメ・シリーズが遂に完結。娘だと
名乗る少女から「母親を決めてほしい」と迫られた“和樹”が選んだ選択肢や如何に。
(イラスト:駒都え〜じ 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321501000042 】
ファンタジア文庫のサイトで検索をかけたら「〜ノー・ガール・ノー・クライ〜」の刊行が
2001年10月19日となっていて普通に初版で読んでたなぁ、と思うと時の流れとは(以下略。
駒都 先生の『まぶらほ』イラストもこれで見納めか、と思うと感慨深いものがあります。
“夕菜”“凜”“玖里子”、そして“千早”。誰が正妻になるのかは推して知るべし、では
ありますけどその結論に至るまでのそれぞれの気持ちの整理をどうつけるか。その機微が
これまで培ってきた“和樹”と過ごした日々によるものだと感じられるのが良かったです。
欲を言えばメイドさんシリーズをずっとだらだら続けていってもらうのも一興かと思って
おりましたが、昨今の出版事情を考えると・・・昔は良かった、とかつい言いたくなります。
ということで最後までまとめていただきありがとうございました。祝・完結、であります。