2015年04月16日

『終わりのセラフ5 一瀬グレン、16歳の破滅(カタストロフィ)』

鏡貴也 先生が贈る学園呪術ファンタジー。第5巻は「終わりの天使(セラフ)」という
計画の存在をほのめかす“真昼”を追うため“グレン”たちは次なる行動にうつります。
(イラスト:山本ヤマト 先生)

http://cont.lanove.kodansha.co.jp/10004.html?id=9818/40162#40553
http://owarino-seraph.jp/


一歩も二歩も先を行く“真昼”に手玉に取られる“暮人”。そのとばっちりは“グレン”
の周囲にいる人々、“五士”や“美十”、“時雨”や“小百合”らも喰らう始末。同じく
“シノア”にも・・・と言いたい所ですが、まだやり返される未熟さは年なりにあるようで。

いつしか仲間と共にあることを弱さだと、けれどそれが自分なりのやり方だと“グレン”が
強く認識するまでの過程が《ノ夜》との度重なるやりとりを通じて明示されます。これが
また格好良いと言うか、静かに熱い思いが伝わってくるかのようで見所と言えましょう。

何を思ったか吸血鬼に京都へと意図的に連れ去られた“真昼”。更に“深夜”も巻き込んで
古都へ向かった“グレン”が力強い成長を見せ付ける頃、時は12月、すでに終末の時が近い
ことを示唆する彼女の思わせぶりな態度が何を意味するか、続きに注目したいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル