藍藤ユウ 先生が贈る異世界ファンタジー戦記。第2巻は自分がとった行動の責任として
「償いの道」を求める“竜基”が“アリサ”の問題を解決する中で答えを見い出します。
(イラスト:シコルスキー 先生)
【 http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540222 】
助けた“イズミ”に対して「恨んでもらって構わない」と自身のみで責を担う“竜基”。
彼が抱える背景を知り、恨むだけでは前に進めないとひとまず彼に手を貸す彼女が徐々に
信頼関係を築いていく過程が良い。けれど彼が「償いの道」を探す行為は止められない。
“アリサ”が城壁修復もままならない北アッシア城での問題、特に“ファリン”を助けた
ことでスラムも救おうと打ち出した秘策。それが彼女に、城全体に害を及ぼす可能性を
突きつけられ彼が一歩前に踏み出すことを、戦いに足を踏み入れることを躊躇させます。
慎重になるのも分かる彼の心情を受け止め、“イズミ”をはじめとする仲間の言葉を得て
遂に決断を下すあたりは「やっと来たか」と思わせるほど。“クサカ”と元の世界との
関係を掴めないまま更なる予想外の人物の名がどんな未来を指し示すのか注目所です。
2015年01月11日
2015年01月10日
「好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年下期」エントリー
CtG ―ゼロから育てる電脳少女―
【14下期ラノベ投票/9784041022009】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/104551326.html
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
【14下期ラノベ投票/9784063814330】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/106285617.html
ガーリー・エアフォース
【14下期ラノベ投票/9784048668620】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/103855183.html
未来/珈琲 彼女の恋。
【14下期ラノベ投票/9784797377194】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/102395137.html
ロクでなし魔術講師と禁忌教典
【14下期ラノベ投票/9784040702315】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/102011365.html
きんいろカルテット!(3)
【14下期ラノベ投票/9784906866991】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/102760089.html
世界の終わりの世界録(1) 再来の騎士
【14下期ラノベ投票/9784040669229】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/102132648.html
ひとりで生きるもん! 〜粋がるぼっちと高嶺の花〜
【14下期ラノベ投票/9784040671765】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/107650125.html
親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
【14下期ラノベ投票/9784086310062】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/106083957.html
天久鷹央の推理カルテ
【14下期ラノベ投票/9784101800103】
→ 感想記事: http://njmy.sblo.jp/article/104143200.html
◆ 好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年下期
http://1se.sakura.ne.jp/lightnovel/2014_07-12/
『フレイム王国興亡記3』
疎陀陽 先生が贈る異世界召喚ファンタジー。第3巻はドラマCDと同時発売に加えて、全編
Web版には無い完全書き下ろし。港湾事業の進展に“コータ”たちが苦戦を強いられます。
(イラスト:ゆーげん 先生)
【 http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540215 】
“コータ”や“マリア”がテラ港湾事業を推し進めようと金策に東奔西走する中、その
施策に異を唱える“ソニア”は“カルロス一世”の威光も借りつつ強力な助っ人を投入
してきます。それが新鋭の商人“レイン”なワケですが、これがゲスくてえげつない。
ここで“エリカ”が作りすぎてしまった作物「ソルトグラス」が良くも悪くも鍵を握る
ことになります。勇み足を踏んだ“エミリ”が実に不憫で、読んでいて切なくなります。
彼女が窮地を前にした言動に“エリカ”や“コータ”が憤る展開がなんとも熱いです。
“レイン”に負ける“コータ”ではありませんが、勝ちに行くまでに両者が絡んできた
人々、特に“カルロス一世”の指し手が一枚も二枚も上手で「“コータ”大丈夫か?」
状態。テラ港湾事業、ひいてはテラの未来がどうなっていくのか続きが気になります。
Web版には無い完全書き下ろし。港湾事業の進展に“コータ”たちが苦戦を強いられます。
(イラスト:ゆーげん 先生)
【 http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784865540215 】
“コータ”や“マリア”がテラ港湾事業を推し進めようと金策に東奔西走する中、その
施策に異を唱える“ソニア”は“カルロス一世”の威光も借りつつ強力な助っ人を投入
してきます。それが新鋭の商人“レイン”なワケですが、これがゲスくてえげつない。
ここで“エリカ”が作りすぎてしまった作物「ソルトグラス」が良くも悪くも鍵を握る
ことになります。勇み足を踏んだ“エミリ”が実に不憫で、読んでいて切なくなります。
彼女が窮地を前にした言動に“エリカ”や“コータ”が憤る展開がなんとも熱いです。
“レイン”に負ける“コータ”ではありませんが、勝ちに行くまでに両者が絡んできた
人々、特に“カルロス一世”の指し手が一枚も二枚も上手で「“コータ”大丈夫か?」
状態。テラ港湾事業、ひいてはテラの未来がどうなっていくのか続きが気になります。
2015年01月09日
『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02』
枯野瑛 先生が贈る、終末の世界を描くファンタジー作品。第2巻は決戦に臨んだ“クトリ”
が半月を経て戻らぬ事態に焦りが隠せない“ヴィレム”に興味深い出会いが待ち構えます。
(イラスト:ue 先生)
【 http://www.sneakerbunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321407000110 】
15番浮遊島での戦闘結果に激しい浮沈を見せた“ヴィレム”。恥も外聞もない彼の行動に
戸惑いが隠せない周囲の反応、そして恥ずかしがる“クトリ”のリアクションが素敵です。
・・・彼女に重大な異常が差し迫っている、という負の要素さえ無ければ、という話ですが。
次代を担う“ティアット”に妖精兵になれる兆しあり、ということで調整のための外出に
付き合う“ヴィレム”。そこで出会ったのがかつての戦友であり、妖精兵たちを生み出す
根源であると知った彼の行動がいま時分の彼らしさを魅せてくれて熱い何かを感じます。
浮遊島の戦いから元通り、かと思いきや「約束」が果たせず再び影を落とす“ヴィレム”
たちに対する結末の意味、そして〈十七種の獣〉の秘密や地上で何が起きているのかなど
気になる点が山盛り・・・なので2巻打ち切りの壁を越えて内容を明らかにしてほしいです。
が半月を経て戻らぬ事態に焦りが隠せない“ヴィレム”に興味深い出会いが待ち構えます。
(イラスト:ue 先生)
【 http://www.sneakerbunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321407000110 】
15番浮遊島での戦闘結果に激しい浮沈を見せた“ヴィレム”。恥も外聞もない彼の行動に
戸惑いが隠せない周囲の反応、そして恥ずかしがる“クトリ”のリアクションが素敵です。
・・・彼女に重大な異常が差し迫っている、という負の要素さえ無ければ、という話ですが。
次代を担う“ティアット”に妖精兵になれる兆しあり、ということで調整のための外出に
付き合う“ヴィレム”。そこで出会ったのがかつての戦友であり、妖精兵たちを生み出す
根源であると知った彼の行動がいま時分の彼らしさを魅せてくれて熱い何かを感じます。
浮遊島の戦いから元通り、かと思いきや「約束」が果たせず再び影を落とす“ヴィレム”
たちに対する結末の意味、そして〈十七種の獣〉の秘密や地上で何が起きているのかなど
気になる点が山盛り・・・なので2巻打ち切りの壁を越えて内容を明らかにしてほしいです。
2015年01月08日
『銃皇無尽のファフニールVII ブラック・ネメシス』
TVアニメの放映が遂に開始となる、ツカサ 先生のアンリミテッド学園バトルアクション。
第7巻はいよいよ“ユウ”に記憶が戻ると共にドラゴンに関する新たな問題が生じます。
(イラスト:梱枝りこ 先生)
【 http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/38927#39154 】
“ティア”や“フィリル”、“リーザ”と裸のお付き合いが出来るくらい“ユウ”に対する
好感度が高まる中、“ユウ”の記憶は徐々に戻っていくだろうという状況に“イリス”と
“深月”が「好き」という気持ちを譲り合ってしまう展開。何とも罪作りな“ユウ”です。
そこへ黒の“ヴリトラ”が美少女の姿をとって“ユウ”たちの目の前に現れ、興味深い発言
を残していく・・・前に“ユウ”の記憶を呼び起こすための地元巡りに付き合わされたりする
のがまた可愛らしかったりします。黒猫の“オハギ”がやや伏線になっているのが意外。
更に“キーリ”や“ジャン”が合流することによって事態はいよいよ急転直下。戦意喪失
するほどに動揺してしまう“深月”の心情も分かる現実に“ユウ”は究極の決断を迫られる
ワケですが、それが誰の意図に乗っかってしまうことなのか次巻の動きに注目であります。
第7巻はいよいよ“ユウ”に記憶が戻ると共にドラゴンに関する新たな問題が生じます。
(イラスト:梱枝りこ 先生)
【 http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/38927#39154 】
“ティア”や“フィリル”、“リーザ”と裸のお付き合いが出来るくらい“ユウ”に対する
好感度が高まる中、“ユウ”の記憶は徐々に戻っていくだろうという状況に“イリス”と
“深月”が「好き」という気持ちを譲り合ってしまう展開。何とも罪作りな“ユウ”です。
そこへ黒の“ヴリトラ”が美少女の姿をとって“ユウ”たちの目の前に現れ、興味深い発言
を残していく・・・前に“ユウ”の記憶を呼び起こすための地元巡りに付き合わされたりする
のがまた可愛らしかったりします。黒猫の“オハギ”がやや伏線になっているのが意外。
更に“キーリ”や“ジャン”が合流することによって事態はいよいよ急転直下。戦意喪失
するほどに動揺してしまう“深月”の心情も分かる現実に“ユウ”は究極の決断を迫られる
ワケですが、それが誰の意図に乗っかってしまうことなのか次巻の動きに注目であります。