神無月セツナ 先生が贈るアクションファンタジー。第2巻は辺境の領主“ウィルソン”、
第三王女“ラウール”と手を組んだ“シャルル”が敵組織ミステティカの施設に臨みます。
(イラスト/nyanya 先生)
【 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094515206 】
“アンティーク”が“シャルル”に対して強く意識する感情が出てきて実に愛らしいのと
それに戸惑いつつもやることはしっかりとやる“シャルル”さん半端ない。“ポシェット”
にもあんなことこんなことしちゃって、それでも言い寄られてと幸せ者すぎますな。
温厚な“ウィルソン”と闊達な“ラウール”に後押しされてミステティカとの戦いに臨む
前にも空賊とひと悶着あったりと簡単にはいかない話運び。そんな最中“シャルル”からの
告白を受けた“アンティーク”の無敵感が実に面白い。愛の力の凄さを見せつけてきます。
とは言うもののミステティカのほうが一枚も二枚も上手で、圧倒的な力の前に粛清を受ける
“シャルル”達。あまりの惨劇に復讐を誓う彼でしたが・・・・・・あとがきを見る限り打ち切り
ですかね・・・。出てくれれば嬉しいですが、お気に入りな作品だけに消沈してしまいます。