内田弘樹 先生が贈る、“瑞鶴”視点で「艦これ」の世界を描く本格戦記小説。第3巻は
2014年夏イベント「AL/MI作戦」を背景に昔の決戦と今の決戦を交錯させつつ描きます。
(原作・監修:「艦これ」運営鎮守府 イラスト:魔太郎 先生)
【 http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321407000085 】
KA諸島──MI島東方にある火山列島に難民が多く残っていることを知った“提督”がその
救出を図るために考えたのがアリューシャン列島とミッドウェー諸島を二正面/二段階で
同時攻撃により攻略する「AL/MI作戦」。どちらにも主力を要するまさに総力戦です。
艦娘となる前の“赤城”と“加賀”、そして“飛龍”と“蒼龍”はいわゆる慢心によって
かつての大戦で大敗を喫した過去を持つ者たち。相手は違えども同じように行われる作戦
に勝利することでその悪夢を払拭しようと念入りに準備をし、決戦の海へ挑みます。
しかし「MI作戦」では奇襲を受け大破の艦娘多数で後退。多聞丸のように戦うと息巻く
“飛龍”を止めるかのように指示を出していく“蒼龍”。仲違いする2人は元に戻れる
のか。“加賀”が“蒼龍”に託した思いとは。次巻が気になりすぎて仕方がありません。