2014年10月25日

『叛逆のドレッドノート(2)』

岩田洋季 先生が贈るボーイ・ミーツ・ドレッドガール。第2巻はサマーフェスティバル
という学園の文化祭に参加したい“百華”の意図を汲んで“零”があれこれと動きます。
(イラスト/白もち桜 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866998-6/


共振錯覚によって意図せず互いの気持ちが垣間見えてしまう“零”と“百華”は互いを
自分好みに躾けると公言する間柄。そんな彼女が「孤高の反逆少女」として見られる姿を
変えたいと思い“零”が“百華”にある企画を持ちかける所から物語は動き始めます。

そこへ2人の企画を手伝うと生徒自治会から“琥玲子”が参加。これが“百華”に僅か
ながらに着実な変化を与えていくワケですが、もうやられっぱなしの“百華”が可愛い
のなんの。仕舞いには信条まで曲げてしまうのだから今回は“零”の圧勝でしょうね。

変わりゆく“百華”を羨ましく思う“小町”の言動もなかなか魅力的だったりする中、
サマーフェスティバル内で発生したトラブルが人為的なものであったのではないかと
示唆する裏に何があるのか。“零”の更なる挑戦と共に注目しておきたい所です。

posted by 秋野ソラ at 05:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル