竹岡葉月 先生が贈る異世界英雄リバースファンタジー。第4巻は居なくなった“響子”を
探す“理人”のもとに“ハイダル”拘束の知らせが入り、新たな騒動の幕開けとなります。
(イラスト:屡那 先生)
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05 】
“理人”から想いを伝えられた“イシュアン”。けれど魔神“アルゴス”と過ごす中で
培われた気持ちなのではないかと疑心暗鬼に陥る彼女は彼に少なからず心の傷を負わせる
という展開。“ウルスラ”がすごい頑張ってるのにそれを見たら叱責するのも当たり前。
一方、その想いを見せつけられた“響子”は“バティーヤ”に唆されて「鋏の使徒」の
一員となり世界を揺るがす「賢者の石」の使い手として“理人”と対峙。すでに政変が
起きたルガリアは私利私欲に走る王宮の面々にも振り回され混乱の度合いを強めます。
「鋏の使徒」のの影響はかつての仲間“ラーナ”にも及んでいて・・・とジリ貧の“理人”
を更なる衝撃の事実ととある秘策が襲います。誤解を解く間も与えられず、差し出された
手も掴めなかった彼に救いはあるのか、最終巻となる次巻の刊行が待たれるところです。