2014年10月04日

『千の魔剣と盾の乙女14』

川口士 先生が贈る魔剣ファンタジー。第14巻は“エリシア”救出に全力を傾けてきた
“ロック”たちが遂に“ケンコス”と真っ向勝負に挑む力をつけ、運命の地に臨みます。
(絵:アシオ 先生)

http://www2.ichijinsha.co.jp/novel/2014/09/#post-890


やっとここまで辿り着いた・・・。そんな気持ちが正直強い読了感。ここにきて焦りの色を
見せる“ロック”を“ナギ”や“フィル”、そして“ホルプ”が支えてようやく最後の
挿絵を見せてくれるまでに至りました。“フィル”の憎まれ口も何のその、なのがまた。

魔王“バロール”と遜色ない力を持つ“ケンコス”との戦い。その先のことを見据える
“ナイジェル”からの提案に驚かされる“ニーウ”。“サーシャ”と“バルトゥータス”
もいい雰囲気を醸し出しているだけにこの提案がどう活きてくるのかは気になるところ。

“ケンコス”の蒔いた種が芽吹くとき、古代の竜「クロウ=クルワッハ」の影がちらつく
ということで世界の危機に一丸となって立ち向かうことになる次巻がクライマックス。
本作の絵を集めた アシオ 先生の画集も企画されており、合わせて期待したいです。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル