伏見つかさ 先生が贈る新たなる兄妹ラブコメディ。第3巻は「ラノベ天下一舞闘会」の
打ち上げから南の島で執筆合宿へと展開していく待望の水着回で兄妹の機微を描きます。
(イラスト/かんざきひろ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866937-5/ 】
同業の“獅堂”からの提案を受けて自宅で打ち上げを実施する中、“エルフ”から南の島
へのお誘いを受けるも「妹と離れるのがイヤ」だから断るという筋金入りの妹好きぶりを
見せる“正宗”。それに引きつつも何事も経験と送り出す“紗霧”の腹は黒い(苦笑)。
“紗霧”の腹黒さに相乗りした“エルフ”に巻き込まれる形で参加する“ムラマサ”から
またも爆弾発言。“正宗”が好きなこともバレバレなことが分かり引っ込みがつかない
彼女を諫めることができるのは“正宗”しかいない、ということで好感度が鰻上りです。
“紗霧”も欲望に忠実になっていただけではなくて『世界で一番可愛い妹』刊行に向けて
しっかりと仕事をし、そして来るべき日を前に「練習」までするという健気さを見せて
実にえぇ話や・・・としんみりしていたら衝撃の第二部への導入で続きが気になります!
2014年10月21日
2014年10月20日
『アクセル・ワールド17 ―星の揺りかご―』
川原礫 先生が贈る大人気シリーズ第17巻。白のレギオンとの対決姿勢を固める“黒雪姫”
たち≪ネガ・ネビュラス≫が緑のレギオンとの休戦協定を画策しつつ水着回に突入します。
(イラスト/HIMA 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866936-8/ 】
やはり“メタトロン”さんカワイイ。“黒雪姫”や“楓子”と衝突する様子は予想以上。
その発端となる「七王会議」では白の“アイボリー・タワー”が胡乱な言動を見せる中、
“ニコ”がしっかりと釘を刺してくるあたりに彼女の成長ぶりが感じられてGJです。
“ショコラ”からの乱入を受けた“ハルユキ”の倒錯した戦闘スタイルはさておき、彼女
からの提案を真っ向から否定することなく吟味する姿勢を見せた“黒雪姫”もまた多くの
仲間に支えられて昔よりも着実に良い方向へ変わっている実感があってこれも良いです。
緑のレギオンとの会談を前にメンバーの水着姿を目に焼き付ける機会を得た“ヒロユキ”
には現実世界でも加速世界でも新しいステージへ挑む道筋が示されました。というところ
でまた意味深長な引きを見せる本作が次に出るのはいつになるやら・・・言いつつ待ちです。
たち≪ネガ・ネビュラス≫が緑のレギオンとの休戦協定を画策しつつ水着回に突入します。
(イラスト/HIMA 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866936-8/ 】
やはり“メタトロン”さんカワイイ。“黒雪姫”や“楓子”と衝突する様子は予想以上。
その発端となる「七王会議」では白の“アイボリー・タワー”が胡乱な言動を見せる中、
“ニコ”がしっかりと釘を刺してくるあたりに彼女の成長ぶりが感じられてGJです。
“ショコラ”からの乱入を受けた“ハルユキ”の倒錯した戦闘スタイルはさておき、彼女
からの提案を真っ向から否定することなく吟味する姿勢を見せた“黒雪姫”もまた多くの
仲間に支えられて昔よりも着実に良い方向へ変わっている実感があってこれも良いです。
緑のレギオンとの会談を前にメンバーの水着姿を目に焼き付ける機会を得た“ヒロユキ”
には現実世界でも加速世界でも新しいステージへ挑む道筋が示されました。というところ
でまた意味深長な引きを見せる本作が次に出るのはいつになるやら・・・言いつつ待ちです。
2014年10月19日
『邪神攻略者の戦技教導II 新人加入篇』
空埜一樹 先生が贈る次世代育成型バトルエンタテインメント。第2巻は新たな灰の騎士
を受け入れる“司”が、騎士団からの除隊を願う彼女の真意を窺うべく手を尽くします。
(イラスト/村上ゆいち 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/564.html 】
侵獣を退ける力のない国防軍を捨て駒と称する天世騎士が居ることを知り、その存在に
疑問を抱く新人騎士“煉華”。“ユリアス”や“フィナ”“ニア”“リュミエル”が“司”
のもとで頑張ってきた姿を見て天世騎士も人それぞれであることは理解していきます。
けれども嫌悪感を拭いきれない彼女たちのもとに「漆黒の守護者」としての“司”を狙う
“紅牙”からの差し金が襲来。圧倒的な力を前にしても戦い続ける隊員の姿を見て力を
持つ者としての存在意義を見い出した“煉華”が遂にその想いを高らかに宣言する──。
ということで自然な笑顔を見せるようになった“煉華”が実に微笑ましい。葛藤と成長を
描いていく話運びに好感が持てます。モテるフラグを無意識に立て続ける“司”に“紅牙”
のことを尋ねる“楓”の深刻な面持ちが今後どう影響していくのか注目したいと思います。
を受け入れる“司”が、騎士団からの除隊を願う彼女の真意を窺うべく手を尽くします。
(イラスト/村上ゆいち 先生)
【 http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/564.html 】
侵獣を退ける力のない国防軍を捨て駒と称する天世騎士が居ることを知り、その存在に
疑問を抱く新人騎士“煉華”。“ユリアス”や“フィナ”“ニア”“リュミエル”が“司”
のもとで頑張ってきた姿を見て天世騎士も人それぞれであることは理解していきます。
けれども嫌悪感を拭いきれない彼女たちのもとに「漆黒の守護者」としての“司”を狙う
“紅牙”からの差し金が襲来。圧倒的な力を前にしても戦い続ける隊員の姿を見て力を
持つ者としての存在意義を見い出した“煉華”が遂にその想いを高らかに宣言する──。
ということで自然な笑顔を見せるようになった“煉華”が実に微笑ましい。葛藤と成長を
描いていく話運びに好感が持てます。モテるフラグを無意識に立て続ける“司”に“紅牙”
のことを尋ねる“楓”の深刻な面持ちが今後どう影響していくのか注目したいと思います。
2014年10月18日
『パナティーア異譚4 聖石のエニグマ』
竹岡葉月 先生が贈る異世界英雄リバースファンタジー。第4巻は居なくなった“響子”を
探す“理人”のもとに“ハイダル”拘束の知らせが入り、新たな騒動の幕開けとなります。
(イラスト:屡那 先生)
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05 】
“理人”から想いを伝えられた“イシュアン”。けれど魔神“アルゴス”と過ごす中で
培われた気持ちなのではないかと疑心暗鬼に陥る彼女は彼に少なからず心の傷を負わせる
という展開。“ウルスラ”がすごい頑張ってるのにそれを見たら叱責するのも当たり前。
一方、その想いを見せつけられた“響子”は“バティーヤ”に唆されて「鋏の使徒」の
一員となり世界を揺るがす「賢者の石」の使い手として“理人”と対峙。すでに政変が
起きたルガリアは私利私欲に走る王宮の面々にも振り回され混乱の度合いを強めます。
「鋏の使徒」のの影響はかつての仲間“ラーナ”にも及んでいて・・・とジリ貧の“理人”
を更なる衝撃の事実ととある秘策が襲います。誤解を解く間も与えられず、差し出された
手も掴めなかった彼に救いはあるのか、最終巻となる次巻の刊行が待たれるところです。
探す“理人”のもとに“ハイダル”拘束の知らせが入り、新たな騒動の幕開けとなります。
(イラスト:屡那 先生)
【 http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05 】
“理人”から想いを伝えられた“イシュアン”。けれど魔神“アルゴス”と過ごす中で
培われた気持ちなのではないかと疑心暗鬼に陥る彼女は彼に少なからず心の傷を負わせる
という展開。“ウルスラ”がすごい頑張ってるのにそれを見たら叱責するのも当たり前。
一方、その想いを見せつけられた“響子”は“バティーヤ”に唆されて「鋏の使徒」の
一員となり世界を揺るがす「賢者の石」の使い手として“理人”と対峙。すでに政変が
起きたルガリアは私利私欲に走る王宮の面々にも振り回され混乱の度合いを強めます。
「鋏の使徒」のの影響はかつての仲間“ラーナ”にも及んでいて・・・とジリ貧の“理人”
を更なる衝撃の事実ととある秘策が襲います。誤解を解く間も与えられず、差し出された
手も掴めなかった彼に救いはあるのか、最終巻となる次巻の刊行が待たれるところです。
2014年10月17日
『クロスワールド・スクランブル2』
雪川轍 先生が贈る、女の子な少年が活躍する魔法世界の物語。第2巻は遺跡の探索へと
向かった“六天”が出会ってはいけなかった運命の少女と邂逅するその顛末を描きます。
(イラスト:エイチ 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797381214.html 】
触手か・・・実によく分かっていらっしゃる。雪川 先生、そして エイチ 先生、GJです。
ということで“六天”が触手プレイに陥ってしまうのは遺跡に封印されていた“弥勒”が
抱えていた忌まわしき過去が絡んでくるワケであります。・・・触手なだけに(ドヤぁ)。
それはさておき。“弥勒”が奪った理事長のコレクションの1つ、太刀「鬼丸国綱」の
魔法特性を得て“六天”と衝突する彼女の想いはこの世界の不自然さと理不尽さへの怒り
となってその力を増していきます。・・・やっぱりこの“六天”は蠱惑的で好きですわ。
更には「勇者」とも対峙することになる“六天”。魔法死が定義されたこの世で本当の死
を与える姿を目の当たりにして強くする救いたいという気持ち、そして魔王になるという
願いが格好良く映ります。“六天”もまだまだ謎多き人としてその動向が気になります。
向かった“六天”が出会ってはいけなかった運命の少女と邂逅するその顛末を描きます。
(イラスト:エイチ 先生)
【 http://www.sbcr.jp/products/4797381214.html 】
触手か・・・実によく分かっていらっしゃる。雪川 先生、そして エイチ 先生、GJです。
ということで“六天”が触手プレイに陥ってしまうのは遺跡に封印されていた“弥勒”が
抱えていた忌まわしき過去が絡んでくるワケであります。・・・触手なだけに(ドヤぁ)。
それはさておき。“弥勒”が奪った理事長のコレクションの1つ、太刀「鬼丸国綱」の
魔法特性を得て“六天”と衝突する彼女の想いはこの世界の不自然さと理不尽さへの怒り
となってその力を増していきます。・・・やっぱりこの“六天”は蠱惑的で好きですわ。
更には「勇者」とも対峙することになる“六天”。魔法死が定義されたこの世で本当の死
を与える姿を目の当たりにして強くする救いたいという気持ち、そして魔王になるという
願いが格好良く映ります。“六天”もまだまだ謎多き人としてその動向が気になります。