高遠豹介 先生が贈る青春ネトゲ・ラブコメ。第3巻はオフ会、そしてゲームフェスという
イベントにより“亜梨沙”や自分のことがバレることを恐れる“理央”が孤軍奮闘します。
(イラスト/こーた 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866958-0/ 】
オフ会には何とか嘘をついて欠席できていた“理央”も運営側から親衛隊の一員、四天王
の一人としてオファーをされたら大いに悩まざるを得ない。それは“亜梨沙”にとっても
“麻未”に自分が魔王であることを知られてしまうため懊悩は避けられないワケで。
“理央”には更に“麻未”から告白もされてしまいどう振る舞うべきか、と考えることが
山積みな中でゲームフェスのイベントによる勇者・魔王の頂上決戦を迎えてしまいます。
“リオ”として出るのか、“ハイネ”として出るのか、守るべきはどちらなのか──。
現実世界とネトゲでのせめぎ合い、葛藤がよく描かれていて、しかも“理央”がちゃんと
結論を出してきている所は評価に値するのではないかと。マイペースに意思を貫き通す
“凛子”も注目の一人でした。無事の完結を心よりお祝い申し上げる次第であります。
2014年10月26日
2014年10月25日
『叛逆のドレッドノート(2)』
岩田洋季 先生が贈るボーイ・ミーツ・ドレッドガール。第2巻はサマーフェスティバル
という学園の文化祭に参加したい“百華”の意図を汲んで“零”があれこれと動きます。
(イラスト/白もち桜 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866998-6/ 】
共振錯覚によって意図せず互いの気持ちが垣間見えてしまう“零”と“百華”は互いを
自分好みに躾けると公言する間柄。そんな彼女が「孤高の反逆少女」として見られる姿を
変えたいと思い“零”が“百華”にある企画を持ちかける所から物語は動き始めます。
そこへ2人の企画を手伝うと生徒自治会から“琥玲子”が参加。これが“百華”に僅か
ながらに着実な変化を与えていくワケですが、もうやられっぱなしの“百華”が可愛い
のなんの。仕舞いには信条まで曲げてしまうのだから今回は“零”の圧勝でしょうね。
変わりゆく“百華”を羨ましく思う“小町”の言動もなかなか魅力的だったりする中、
サマーフェスティバル内で発生したトラブルが人為的なものであったのではないかと
示唆する裏に何があるのか。“零”の更なる挑戦と共に注目しておきたい所です。
という学園の文化祭に参加したい“百華”の意図を汲んで“零”があれこれと動きます。
(イラスト/白もち桜 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866998-6/ 】
共振錯覚によって意図せず互いの気持ちが垣間見えてしまう“零”と“百華”は互いを
自分好みに躾けると公言する間柄。そんな彼女が「孤高の反逆少女」として見られる姿を
変えたいと思い“零”が“百華”にある企画を持ちかける所から物語は動き始めます。
そこへ2人の企画を手伝うと生徒自治会から“琥玲子”が参加。これが“百華”に僅か
ながらに着実な変化を与えていくワケですが、もうやられっぱなしの“百華”が可愛い
のなんの。仕舞いには信条まで曲げてしまうのだから今回は“零”の圧勝でしょうね。
変わりゆく“百華”を羨ましく思う“小町”の言動もなかなか魅力的だったりする中、
サマーフェスティバル内で発生したトラブルが人為的なものであったのではないかと
示唆する裏に何があるのか。“零”の更なる挑戦と共に注目しておきたい所です。
2014年10月24日
『天使の3P(スリーピース)!×4』
蒼山サグ 先生が贈るロリ&ポップ・シンフォニー。第4巻は夏休みの自由研究について
課題探しを兼ねたデートに臨む“響”たちがまた一つ音楽を通じてステップアップします。
(イラスト/てぃんくる 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869007-2/ 】
「妹の髪シャンプー職人の朝は早い」──冒頭から衝撃の入浴シーンで始める 蒼山 先生
の心意気が半端ない。そこに“霧夢”も乱入してもう何やってんの状態。彼の視線は自分
だけに向いているのではないと再認識した彼女は遂に反逆の一手に打って出るワケで。
ということで音楽対決となった“響”たちは“潤”の自由研究に相乗りする形で歌作りに
挑戦します。ここで「ベリーライト実用書」としての側面が見られるのですけど、これは
評価が分かれる所かも。ウチはDTMを齧っていたので置いてけ掘は食らいませんでしたが。
“相ヶ江”の意外な特技や“くるみ”の頑張り具合を目の当たりにして曲作りへの新たな
刺激を受けた“響”。そんな小学生を相手にするのに一辺倒な彼に気を揉む“桜花”が
つい本音を漏らしてしまいどうなるのか。その辺りも注目して次巻を待ちたいと思います。
#ご参考までに。
#
#◆天使の3P!×4登場曲『スタートライン!』を公開しました。
#【 http://sagaoyama.com/post-240/ 】
課題探しを兼ねたデートに臨む“響”たちがまた一つ音楽を通じてステップアップします。
(イラスト/てぃんくる 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869007-2/ 】
「妹の髪シャンプー職人の朝は早い」──冒頭から衝撃の入浴シーンで始める 蒼山 先生
の心意気が半端ない。そこに“霧夢”も乱入してもう何やってんの状態。彼の視線は自分
だけに向いているのではないと再認識した彼女は遂に反逆の一手に打って出るワケで。
ということで音楽対決となった“響”たちは“潤”の自由研究に相乗りする形で歌作りに
挑戦します。ここで「ベリーライト実用書」としての側面が見られるのですけど、これは
評価が分かれる所かも。ウチはDTMを齧っていたので置いてけ掘は食らいませんでしたが。
“相ヶ江”の意外な特技や“くるみ”の頑張り具合を目の当たりにして曲作りへの新たな
刺激を受けた“響”。そんな小学生を相手にするのに一辺倒な彼に気を揉む“桜花”が
つい本音を漏らしてしまいどうなるのか。その辺りも注目して次巻を待ちたいと思います。
#ご参考までに。
#
#◆天使の3P!×4登場曲『スタートライン!』を公開しました。
#【 http://sagaoyama.com/post-240/ 】
2014年10月23日
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI』
宇野朴人 先生が贈るファンタジー戦記。イラストレーター交代で気を入れなおす第6巻は
カトヴァーナ帝国内での内戦を収束させるべく“イクタ”がその真価を存分に発揮します。
(イラスト/竜徹 先生 キャラクター原案/さんば挿 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869011-9/ 】
家に縛られるのは何も“ヤトリ”や“イクタ”だけじゃない、ということで“トルウェイ”
の生き様に焦点が当たります。猛る老将と風銃で差し向かう場面は注目の一戦であります。
最後までその性分を貫き通す“トルウェイ”が胸を張って生きていけるか、要注視です。
“レミオン”派と“イグセヌ”派に分かれての内戦は宰相“トリスナイ”の謀略によって
泥沼、徹底衝突という最悪のシナリオに突入する手前で“イクタ”の機知により何とか
押し止めましたが宰相は健在。何を仕掛けてくるか“イクタ”も気が気ではありません。
挿絵交代にあたって さんば挿 先生、竜徹 先生からのコメントも寄せられております。
お体にはくれぐれもご自愛いただいた上での復調と、川上泰樹 先生のコミックスも同時
刊行ということでますますのシリーズ発展を祈念しつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。
カトヴァーナ帝国内での内戦を収束させるべく“イクタ”がその真価を存分に発揮します。
(イラスト/竜徹 先生 キャラクター原案/さんば挿 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869011-9/ 】
家に縛られるのは何も“ヤトリ”や“イクタ”だけじゃない、ということで“トルウェイ”
の生き様に焦点が当たります。猛る老将と風銃で差し向かう場面は注目の一戦であります。
最後までその性分を貫き通す“トルウェイ”が胸を張って生きていけるか、要注視です。
“レミオン”派と“イグセヌ”派に分かれての内戦は宰相“トリスナイ”の謀略によって
泥沼、徹底衝突という最悪のシナリオに突入する手前で“イクタ”の機知により何とか
押し止めましたが宰相は健在。何を仕掛けてくるか“イクタ”も気が気ではありません。
挿絵交代にあたって さんば挿 先生、竜徹 先生からのコメントも寄せられております。
お体にはくれぐれもご自愛いただいた上での復調と、川上泰樹 先生のコミックスも同時
刊行ということでますますのシリーズ発展を祈念しつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。
2014年10月22日
『なれる!SE12 アーリー?リタイアメント』
夏海公司 先生が萌えるSE残酷物語。第12巻は年度末の忙しい中、様子のおかしい“六華”
に急遽持ち上がる退職話。色々と事情を知った“工兵”は何とかしようと手を打ちます。
(イラスト/Ixy 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866993-1/ 】
“立華”のことを“七隈”と呼ぶ少女“瀬那”の登場から全ては始まる。長期休暇をとる
“カモメ”が「最近様子が変だ」と言及する彼女の前に叔父が登場してから顕著に表れる
異常、無断欠勤、マンション退去・・・そして“六本松”の口から告げられる退職通告。
偶然再会した“瀬那”から聞いた“立華”のお家事情、そして彼女自身の生い立ちに触れ
愕然とする“工兵”。けれど一緒に仕事をしたいという一念、そして“カモメ”からの
アシストを受けて一世一代の大博打に打って出る・・・ってホントに新人かキミ(苦笑)?
仕事を進めていく上で必要なのは人か組織か、というこれまた難しいテーマにも触れて
おり、経験者ならば胸に突き刺さるものがあると思います。年相応の“立華”も見られ
社会人2年目を迎える“工兵”を待ち受けるものは何か、期待しておきたいと思います。
に急遽持ち上がる退職話。色々と事情を知った“工兵”は何とかしようと手を打ちます。
(イラスト/Ixy 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866993-1/ 】
“立華”のことを“七隈”と呼ぶ少女“瀬那”の登場から全ては始まる。長期休暇をとる
“カモメ”が「最近様子が変だ」と言及する彼女の前に叔父が登場してから顕著に表れる
異常、無断欠勤、マンション退去・・・そして“六本松”の口から告げられる退職通告。
偶然再会した“瀬那”から聞いた“立華”のお家事情、そして彼女自身の生い立ちに触れ
愕然とする“工兵”。けれど一緒に仕事をしたいという一念、そして“カモメ”からの
アシストを受けて一世一代の大博打に打って出る・・・ってホントに新人かキミ(苦笑)?
仕事を進めていく上で必要なのは人か組織か、というこれまた難しいテーマにも触れて
おり、経験者ならば胸に突き刺さるものがあると思います。年相応の“立華”も見られ
社会人2年目を迎える“工兵”を待ち受けるものは何か、期待しておきたいと思います。