2014年10月31日

『コンプリート・ノービス4 覚醒せし妖精』

田尾典丈 先生が贈るMMORPGストーリー。第4巻は〈八咫烏〉を知る少女が“イチノ”の
現実世界でアプローチを掛けてくることから“サクラ”と共に困惑する日々が始まります。
(イラスト:籠目 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/product/301403000552


最近絶好調な“サクラ”に挫折と試練を味わってもらう回、という話運び。元ギルド仲間
と“イチノ”との相性の良さを見せつけられたり、転校生の“紅葉”には突っ掛かけられ
と情緒不安定にならざるを得ない場面が続いてちょっと切なくなることうけあい。

そんな弱った彼女を間違った方向に突き進まないようしっかりとフォローする“イチノ”
が実にカッコイイ。その“イチノ”も〈八咫烏〉への接触を果たし、彼らの暗躍を察知。
来日した“プリシラ”の協力も得て彼らの企みに関して1つの手がかりを得ます。

「メモリーフラグメント」との交換条件として臨んだ闘技大会における関係者入り乱れての
戦いの数々は見どころの1つ。更に“イチノ”が対峙した最強の相手、獅子王“エリゼ”に
告げた真実が物語を大きく揺り動かしていく予感を見せてますます続きが気になります。

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2014年10月30日

『Only Sense Online3 ─オンリーセンス・オンライン─』

「小説家になろう」にて6,000万PVを誇る、アロハ座長 先生の大人気MMORPGストーリー。
第3巻は生産職ギルドの立ち上げに協力するべく“ユン”が高難度クエストに挑みます。
(イラスト:ゆきさん 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321407000088


“クロード”が個人運営するダンジョンでの上手な稼ぎ方に始まり、文字が読めるように
なるために通う図書館でまさかの突発クエストに巻き込まれ、得た知識で作った合成MOBを
ペットにしたりドッキリに使ったりと流れるように生産職の楽しさを謳歌する“ユン”。

そんな彼が“クロード”たちから持ちかけられた相談事、「適正価格での販売」と「生産職
プレイヤーの技術増進」を図る生産職ギルド構想を実現させるためのアイテム「ギルド証」
を求めて情報収集するも高額転売されてなかなか手も足も出ず、苦汁をなめます。

そこで“ユン”が選択した“セイ”にお願いするという話から“ミュウ”も食いついてきて
姉妹揃っての協力プレイでその圧倒的な戦闘スキルの力量の差を見せて、魅せつけてきます。
MMORPGのゆるく進行していく雰囲気が好きなので引き続き楽しみにしていきたい作品です。

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2014年10月29日

『クライシス・ギア5 真相、そして(エンド・オブ・トラジディー)』

三上康明 先生が贈るバトルアクション。第5巻は特防壊滅から失われし財閥「虹ノ原」と
“セブン”の暗躍による緋扇財閥への凶行に挑む“慎”が全ての真相を目の当たりにします。
(イラスト:白井鋭利 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-630801-4


“オーレリア”に積極的なアピールを受けたり、“霞耶”には軽くヤキモチを焼かれたり
と幸せそうな日常の裏で“蒼狼”や“尋務”も凶刃に倒れて追い詰められていく緋扇財閥。
戦いに赴く“慎”に掛ける言葉も限られる“紗々良”の気持ちが推し量られます。

そこまでして緋扇という存在を追い詰めなければいけない「虹ノ原」とは一体何なのか。
それを知った“慎”と“柚”の困惑、そして憤怒。刀と感情のぶつかり合いが何とも言い
ようのない物悲しさを呼び起こします。読み手としても中々つらい展開でもあります。

そして“セブン”との死闘。「化楽」の秘密、そして九重という家の辿った運命を知った
“慎”がクライシス・ウェポンの力を発揮して臨むその姿は圧巻とも言えます。傷を負い
ながらも幸せな結末に辿り着けた彼らに祝福を。そして無事の完結を心から祝します。

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2014年10月28日

『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10』

川口士 先生が贈る大人気美少女ファンタジー戦記。TVアニメが放映開始となる中で刊行
となる第10巻は“ウルス”と“エリザヴェータ”の物語に1つの区切りをつけていきます。
(イラスト:片桐雛太 先生 キャラクター原案:よし☆ヲ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1227
http://www.madan-anime.jp/


・・・長かった。“ティグル”が記憶を失ってからずっと、この瞬間の訪れまでが。その間に
“ティグル”という青年が如何に気を掛けられ、心を寄せられていたかがよく分かったと
思いますけど、それにしても長かった。ということで第二部完結おめでとうございます。

“エリザヴェータ”と“バーバ=ヤガー”との決戦の中で「竜具」にかける思いを示唆する
場面が今後への大いなる伏線に繋がっていくのだろうな、と思いつつ。記憶喪失になっても
ラッキースケベな目に遭う“ティグル”さん、マジ半端ないと思いました、ハイ。

また、“エリザヴェータ”と“ガヌロン”というジスタートとブリューヌという国と国との
諍いにも糸が引かれているようで。“エレン”の介入で事なきを得ましたが、こちらも暗躍
する謎の影が気になるところ。“エレン”と“ティグル”、2人並ぶ姿にまずは一安心です。

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2014年10月27日

『世界の終わりの世界録<アンコール>2 極光の竜帝』

細音啓 先生が贈る王道ファンタジー。第2巻は世界録の情報と“キリシェ”の力の復活を
目的に彼女の故郷へ向かう“レン”が共に旅をする決意を新たにする出来事に遭遇します。
(イラスト:ふゆの春秋 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1226
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/sekai/


姉の帰郷を知り、留守を預かる“カルラ”が準備を進める中、古代墳墓を抜けて最短距離を
行く“レン”たちは新たな精霊の住処を察知。精霊に好かれる姿を改めて見た“キリシェ”
が彼を評価し、好感度を上げていく様子が実に微笑ましく、そして可愛らしいのが魅力です。

その彼女に竜姫としての威厳を取り戻してほしいと望む“カルラ”が、新たに旅を始めた
要因である“レン”を叩き潰さんと対峙。旅を続けるために、何より自分自身のために必要
な戦いだと覚悟を決めて臨む“レン”の気概が実にカッコイイところを魅せつけてきます。

再来の騎士と呼ばれる彼らが聖地カナンより遣われしカナン巡礼聖教船の目にとまったこと、
そして“聖エリエス”の耳に及んだことで話は大きく動き始め、剣聖“シオン”が示唆した
1つの恐れが現実のものになろうとする渦中で「世界録」は何を示すのか、注目です。

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2014年10月26日

『今日からかけもち四天王!3 〜オフ会とリアルエンカウント〜』

高遠豹介 先生が贈る青春ネトゲ・ラブコメ。第3巻はオフ会、そしてゲームフェスという
イベントにより“亜梨沙”や自分のことがバレることを恐れる“理央”が孤軍奮闘します。
(イラスト/こーた 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866958-0/


オフ会には何とか嘘をついて欠席できていた“理央”も運営側から親衛隊の一員、四天王
の一人としてオファーをされたら大いに悩まざるを得ない。それは“亜梨沙”にとっても
“麻未”に自分が魔王であることを知られてしまうため懊悩は避けられないワケで。

“理央”には更に“麻未”から告白もされてしまいどう振る舞うべきか、と考えることが
山積みな中でゲームフェスのイベントによる勇者・魔王の頂上決戦を迎えてしまいます。
“リオ”として出るのか、“ハイネ”として出るのか、守るべきはどちらなのか──。

現実世界とネトゲでのせめぎ合い、葛藤がよく描かれていて、しかも“理央”がちゃんと
結論を出してきている所は評価に値するのではないかと。マイペースに意思を貫き通す
“凛子”も注目の一人でした。無事の完結を心よりお祝い申し上げる次第であります。

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2014年10月25日

『叛逆のドレッドノート(2)』

岩田洋季 先生が贈るボーイ・ミーツ・ドレッドガール。第2巻はサマーフェスティバル
という学園の文化祭に参加したい“百華”の意図を汲んで“零”があれこれと動きます。
(イラスト/白もち桜 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866998-6/


共振錯覚によって意図せず互いの気持ちが垣間見えてしまう“零”と“百華”は互いを
自分好みに躾けると公言する間柄。そんな彼女が「孤高の反逆少女」として見られる姿を
変えたいと思い“零”が“百華”にある企画を持ちかける所から物語は動き始めます。

そこへ2人の企画を手伝うと生徒自治会から“琥玲子”が参加。これが“百華”に僅か
ながらに着実な変化を与えていくワケですが、もうやられっぱなしの“百華”が可愛い
のなんの。仕舞いには信条まで曲げてしまうのだから今回は“零”の圧勝でしょうね。

変わりゆく“百華”を羨ましく思う“小町”の言動もなかなか魅力的だったりする中、
サマーフェスティバル内で発生したトラブルが人為的なものであったのではないかと
示唆する裏に何があるのか。“零”の更なる挑戦と共に注目しておきたい所です。

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2014年10月24日

『天使の3P(スリーピース)!×4』

蒼山サグ 先生が贈るロリ&ポップ・シンフォニー。第4巻は夏休みの自由研究について
課題探しを兼ねたデートに臨む“響”たちがまた一つ音楽を通じてステップアップします。
(イラスト/てぃんくる 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869007-2/


「妹の髪シャンプー職人の朝は早い」──冒頭から衝撃の入浴シーンで始める 蒼山 先生
の心意気が半端ない。そこに“霧夢”も乱入してもう何やってんの状態。彼の視線は自分
だけに向いているのではないと再認識した彼女は遂に反逆の一手に打って出るワケで。

ということで音楽対決となった“響”たちは“潤”の自由研究に相乗りする形で歌作りに
挑戦します。ここで「ベリーライト実用書」としての側面が見られるのですけど、これは
評価が分かれる所かも。ウチはDTMを齧っていたので置いてけ掘は食らいませんでしたが。

“相ヶ江”の意外な特技や“くるみ”の頑張り具合を目の当たりにして曲作りへの新たな
刺激を受けた“響”。そんな小学生を相手にするのに一辺倒な彼に気を揉む“桜花”が
つい本音を漏らしてしまいどうなるのか。その辺りも注目して次巻を待ちたいと思います。


#ご参考までに。

#◆天使の3P!×4登場曲『スタートライン!』を公開しました。
#【 http://sagaoyama.com/post-240/

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2014年10月23日

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI』

宇野朴人 先生が贈るファンタジー戦記。イラストレーター交代で気を入れなおす第6巻は
カトヴァーナ帝国内での内戦を収束させるべく“イクタ”がその真価を存分に発揮します。
(イラスト/竜徹 先生 キャラクター原案/さんば挿 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-869011-9/


家に縛られるのは何も“ヤトリ”や“イクタ”だけじゃない、ということで“トルウェイ”
の生き様に焦点が当たります。猛る老将と風銃で差し向かう場面は注目の一戦であります。
最後までその性分を貫き通す“トルウェイ”が胸を張って生きていけるか、要注視です。

“レミオン”派と“イグセヌ”派に分かれての内戦は宰相“トリスナイ”の謀略によって
泥沼、徹底衝突という最悪のシナリオに突入する手前で“イクタ”の機知により何とか
押し止めましたが宰相は健在。何を仕掛けてくるか“イクタ”も気が気ではありません。

挿絵交代にあたって さんば挿 先生、竜徹 先生からのコメントも寄せられております。
お体にはくれぐれもご自愛いただいた上での復調と、川上泰樹 先生のコミックスも同時
刊行ということでますますのシリーズ発展を祈念しつつ次巻の刊行を待ちたいと思います。

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2014年10月22日

『なれる!SE12 アーリー?リタイアメント』

夏海公司 先生が萌えるSE残酷物語。第12巻は年度末の忙しい中、様子のおかしい“六華”
に急遽持ち上がる退職話。色々と事情を知った“工兵”は何とかしようと手を打ちます。
(イラスト/Ixy 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866993-1/


“立華”のことを“七隈”と呼ぶ少女“瀬那”の登場から全ては始まる。長期休暇をとる
“カモメ”が「最近様子が変だ」と言及する彼女の前に叔父が登場してから顕著に表れる
異常、無断欠勤、マンション退去・・・そして“六本松”の口から告げられる退職通告。

偶然再会した“瀬那”から聞いた“立華”のお家事情、そして彼女自身の生い立ちに触れ
愕然とする“工兵”。けれど一緒に仕事をしたいという一念、そして“カモメ”からの
アシストを受けて一世一代の大博打に打って出る・・・ってホントに新人かキミ(苦笑)?

仕事を進めていく上で必要なのは人か組織か、というこれまた難しいテーマにも触れて
おり、経験者ならば胸に突き刺さるものがあると思います。年相応の“立華”も見られ
社会人2年目を迎える“工兵”を待ち受けるものは何か、期待しておきたいと思います。

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2014年10月21日

『エロマンガ先生(3) 妹と妖精の島』

伏見つかさ 先生が贈る新たなる兄妹ラブコメディ。第3巻は「ラノベ天下一舞闘会」の
打ち上げから南の島で執筆合宿へと展開していく待望の水着回で兄妹の機微を描きます。
(イラスト/かんざきひろ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866937-5/


同業の“獅堂”からの提案を受けて自宅で打ち上げを実施する中、“エルフ”から南の島
へのお誘いを受けるも「妹と離れるのがイヤ」だから断るという筋金入りの妹好きぶりを
見せる“正宗”。それに引きつつも何事も経験と送り出す“紗霧”の腹は黒い(苦笑)。

“紗霧”の腹黒さに相乗りした“エルフ”に巻き込まれる形で参加する“ムラマサ”から
またも爆弾発言。“正宗”が好きなこともバレバレなことが分かり引っ込みがつかない
彼女を諫めることができるのは“正宗”しかいない、ということで好感度が鰻上りです。

“紗霧”も欲望に忠実になっていただけではなくて『世界で一番可愛い妹』刊行に向けて
しっかりと仕事をし、そして来るべき日を前に「練習」までするという健気さを見せて
実にえぇ話や・・・としんみりしていたら衝撃の第二部への導入で続きが気になります!

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2014年10月20日

『アクセル・ワールド17 ―星の揺りかご―』

川原礫 先生が贈る大人気シリーズ第17巻。白のレギオンとの対決姿勢を固める“黒雪姫”
たち≪ネガ・ネビュラス≫が緑のレギオンとの休戦協定を画策しつつ水着回に突入します。
(イラスト/HIMA 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866936-8/


やはり“メタトロン”さんカワイイ。“黒雪姫”や“楓子”と衝突する様子は予想以上。
その発端となる「七王会議」では白の“アイボリー・タワー”が胡乱な言動を見せる中、
“ニコ”がしっかりと釘を刺してくるあたりに彼女の成長ぶりが感じられてGJです。

“ショコラ”からの乱入を受けた“ハルユキ”の倒錯した戦闘スタイルはさておき、彼女
からの提案を真っ向から否定することなく吟味する姿勢を見せた“黒雪姫”もまた多くの
仲間に支えられて昔よりも着実に良い方向へ変わっている実感があってこれも良いです。

緑のレギオンとの会談を前にメンバーの水着姿を目に焼き付ける機会を得た“ヒロユキ”
には現実世界でも加速世界でも新しいステージへ挑む道筋が示されました。というところ
でまた意味深長な引きを見せる本作が次に出るのはいつになるやら・・・言いつつ待ちです。

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2014年10月19日

『邪神攻略者の戦技教導II 新人加入篇』

空埜一樹 先生が贈る次世代育成型バトルエンタテインメント。第2巻は新たな灰の騎士
を受け入れる“司”が、騎士団からの除隊を願う彼女の真意を窺うべく手を尽くします。
(イラスト/村上ゆいち 先生)

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup/detail/564.html


侵獣を退ける力のない国防軍を捨て駒と称する天世騎士が居ることを知り、その存在に
疑問を抱く新人騎士“煉華”。“ユリアス”や“フィナ”“ニア”“リュミエル”が“司”
のもとで頑張ってきた姿を見て天世騎士も人それぞれであることは理解していきます。

けれども嫌悪感を拭いきれない彼女たちのもとに「漆黒の守護者」としての“司”を狙う
“紅牙”からの差し金が襲来。圧倒的な力を前にしても戦い続ける隊員の姿を見て力を
持つ者としての存在意義を見い出した“煉華”が遂にその想いを高らかに宣言する──。

ということで自然な笑顔を見せるようになった“煉華”が実に微笑ましい。葛藤と成長を
描いていく話運びに好感が持てます。モテるフラグを無意識に立て続ける“司”に“紅牙”
のことを尋ねる“楓”の深刻な面持ちが今後どう影響していくのか注目したいと思います。

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2014年10月18日

『パナティーア異譚4 聖石のエニグマ』

竹岡葉月 先生が贈る異世界英雄リバースファンタジー。第4巻は居なくなった“響子”を
探す“理人”のもとに“ハイダル”拘束の知らせが入り、新たな騒動の幕開けとなります。
(イラスト:屡那 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_05


“理人”から想いを伝えられた“イシュアン”。けれど魔神“アルゴス”と過ごす中で
培われた気持ちなのではないかと疑心暗鬼に陥る彼女は彼に少なからず心の傷を負わせる
という展開。“ウルスラ”がすごい頑張ってるのにそれを見たら叱責するのも当たり前。

一方、その想いを見せつけられた“響子”は“バティーヤ”に唆されて「鋏の使徒」の
一員となり世界を揺るがす「賢者の石」の使い手として“理人”と対峙。すでに政変が
起きたルガリアは私利私欲に走る王宮の面々にも振り回され混乱の度合いを強めます。

「鋏の使徒」のの影響はかつての仲間“ラーナ”にも及んでいて・・・とジリ貧の“理人”
を更なる衝撃の事実ととある秘策が襲います。誤解を解く間も与えられず、差し出された
手も掴めなかった彼に救いはあるのか、最終巻となる次巻の刊行が待たれるところです。

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2014年10月17日

『クロスワールド・スクランブル2』

雪川轍 先生が贈る、女の子な少年が活躍する魔法世界の物語。第2巻は遺跡の探索へと
向かった“六天”が出会ってはいけなかった運命の少女と邂逅するその顛末を描きます。
(イラスト:エイチ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797381214.html


触手か・・・実によく分かっていらっしゃる。雪川 先生、そして エイチ 先生、GJです。
ということで“六天”が触手プレイに陥ってしまうのは遺跡に封印されていた“弥勒”が
抱えていた忌まわしき過去が絡んでくるワケであります。・・・触手なだけに(ドヤぁ)。

それはさておき。“弥勒”が奪った理事長のコレクションの1つ、太刀「鬼丸国綱」の
魔法特性を得て“六天”と衝突する彼女の想いはこの世界の不自然さと理不尽さへの怒り
となってその力を増していきます。・・・やっぱりこの“六天”は蠱惑的で好きですわ。

更には「勇者」とも対峙することになる“六天”。魔法死が定義されたこの世で本当の死
を与える姿を目の当たりにして強くする救いたいという気持ち、そして魔王になるという
願いが格好良く映ります。“六天”もまだまだ謎多き人としてその動向が気になります。

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2014年10月16日

『浮遊学園のアリス&シャーリー(3)(4)』

むらさきゆきや 先生が贈る紅茶とお菓子の異能学園バトル、3巻と4巻同時刊行で完結。
“氷梨”が管理塔で治療中、その情報に疑念を持った“柾貴”たちが行動を開始します。
(イラスト:しらび 先生)

http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784906866960
http://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=9784906866977


“ベルモンド”との戦いで登場した「最強計画」こと“トゥエルヴ”が堂々と学園に転入。
彼の特異性に気付き、説得のため“須旺”や“柾貴”が料理対決に挑むあたりは本作らしさ
を醸し出していて面白い。結果として成果を得るものの“柾貴”は凶刃に倒れることに。

そこで思い出される管理塔の“氷梨”がSOS発信したことを機に状況は一転。KBOEのトップ
“瀬戸路洸”が数々の事件に関与していたどころか浮遊学園都市を利用した壮大な計画を
知り彼と対峙する道を“柾貴”たちは選びます。厄介な相手であることも厭わずに。

“アリス”と“シャーリー”、2人が背を合わせて魅せる表紙からも見て取れるように
やはり〈お助け猫〉としての2人で締め括ると共に“柾貴”に随分と心を開いた“アリス”
の可愛らしさが印象に残る作品となりました。無事の完結を心よりお祝い申し上げます。

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2014年10月15日

『アルティメット・アンチヒーロー 常勝無双の反逆者』

「GA文庫」で物語を上梓し続ける 海空りく 先生が「講談社ラノベ文庫」に参戦。かつて
の英雄がその力ゆえに冤罪を着せられ、理解されない様子を描くファンタジー作品です。
(イラスト:Nardack 先生)

http://lanove.kodansha.co.jp/?id=9818/37436#37751


魔王“テュポーン”が全世界に被害をもたらした「ヴァルプルギスの夜」と世ばれる災厄。
それを単身討伐した“焔”は「世界統一政府」によって文明を取り戻した世の中から孤立。
疎まれることも厭わない彼は「約束」を盾にされ、ある魔術師学校へ向かうことに──。

悪魔と戦う者を育てる学校内において「お荷物小隊」と呼ばれる少女たちを鍛える“焔”。
その1人である“ちこり”は指導されるうちに彼の強さへ憧れる一方、チームリーダである
“純華”は「大好きだから大嫌い」と評された彼の本質を知りある決意をあらわにします。

「クトゥルー神話」の要素を織り交ぜつつ「頂点に君臨する強さ」描く本作。思惑ありあり
の“栞”や“ベル”とのやりとりも実に興味深いですし、“焔”をどこまで担ぎ出せるのか
という話運びも注目に値すると思います。続きが楽しみなシリーズがまた1つ増えました。

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2014年10月14日

『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─』

『子ひつじを迷わない』の 玩具堂 先生が新たに世へ送り出す新作はVRMMOもの。仮想空間
で結婚し、子供を授かった少年少女の現実世界にその子供が現れる騒動の顛末を描きます。
(イラスト:bun150 先生)

http://www.sneakerbunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321406000208


VRMMOゲーム「クレイドル・トゥー・ザ・グレイヴ」にて「スカラベのクランプ」の二つ名
を持つ“遊”が“ミーファ”というプレイヤーと出会って発生したレアイベント「結婚」。
ゲーム内だからと軽い気持ちで請け負ったらゲーム内でも現実でも子供ができて──。

ということで通常の人とは違う“ハルハ”そして“春羽”の成長速度に翻弄される“美遙”
との共同生活に始まり、“遊”が幼なじみの“冬風”から突っかかりを受け、それを見た
“美遙”も思う所あって・・・と三者三様の葛藤がなかなか興味深い話を紡いでいきます。

そこに「CtG」上でプレイヤーキラーが登場し“遊”がやられたことから“ハルハ”が激怒。
彼女が見せた怒りの壮絶さと、その元となる「親」の情が垣間見えるシーンは目を見張る
ものがあります。泥沼さを感じる次巻への引きに興味津々なシリーズの幕開けとなります。


#よろしければ、こちらもどうぞ。

#◆ここぞと復活! 玩具堂先生 #ラノベ
#【 http://togetter.com/li/713159

#◆「どうでもいい」と君が言ったから二月十日は『子ひつじは迷わない』記念日
#【 http://togetter.com/li/628161

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2014年10月13日

『ソード・ワールド2.0リプレイ できそこないの転生伝承(1)』

大井雄紀 先生/グループSNE が贈る「ドラゴンレイド」リプレイシリーズ第2弾はある
地方都市で行われている英雄祭にて、彼の軌跡を巡るパーティの数奇な運命を描きます。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)

http://www.fujimishobo.co.jp/bk_detail.php?pcd=321406000046


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  フォイユ:ベアトリスがよく言っている言葉だよ。座右の銘というか、信念というか。
  イアン:あぁ! このセッションの間聞いてなかったから、忘れてたぜ!
  ベアトリス:い、言う機会がなかっただけだぞ?(目泳ぎ)
  イアン:「運命は変えられる!」どうだ!?
  GM:本をちゃんと手に持って、言葉を本に向けていますね・・・・・・開きます。
  一同:イェーイ!
  イアン:さてさて、なにが書かれているかなぁー(わくわく)。
  GM:冒頭文は──「我々は失敗した」。
  フォイユ:へっ・・・・・・?
  GM:続く文章は次の通りです。
 _____________________________________


“ベアトリス”は書いたことが無いという「ベアトリスの手記」。かつて“イアン”という
名の英雄が率いるパーティに蛮族から救われたザルツの自由都市同盟において伝えられて
きた英雄譚をなぞることが出来るか、という点がこのシリーズの鍵となっていきます。

“ベアトリス”がヴァンパイアの幼生ラルヴァ、“タマ”が猫にそっくりな種族ミアキス、
“フォイユ”が魔法適性の高い体に改造された短命種族ハイマン、それぞれ特殊な種族を
選んだことで生まれるパーティ内の独特な雰囲気が見どころの一つと言えましょう。

もちろん「ドラゴンレイド」ということでドラゴンも関わってきます。蔓木 先生の描く
ドラゴン可愛いです。DMOこと「デスマスター大井」の名に恥じないマスタリングでPLを
色々な意味で窮地に陥れていくGMと運命にどう抗っていくのか、続きに期待しておきます。

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2014年10月12日

『ストレイド・プリンセス(1)』

SOW 先生が「ぽにきゃんBOOKS」より贈るのはボーイミーツガール&異能バトルストーリー。
皇国の皇女を暗殺すべく日本の学校に潜入した少年が彼女を護る立場に至るまでを描きます。
(イラスト:沈宏 先生)

http://www.ponicanbooks.jp/book/576/


皇国と呼ばれるその国は古より悪魔が棲むと恐れられる国。幼き日より皇女殿下と呼ばれ
蝶よ花よと育てられた“スピラ”。あるきっかけを元に自分が初めて欲しいと望んだもの
を求めて日本の学園へ留学することを決意する。そこに暗殺者がいるとも知らずに──。

ということで待ち構えていた暗殺者の“間人”にふって沸いた指令変更。クーデターにより
要人として護るべき存在となった彼女に戸惑いを感じつつ接近していく2人。友達として
接してくれる彼女にほだされ、自身の能力を彼女のために使うことを彼は決意します。

しかしながら政変の裏にある事情を、また送り込まれた刺客との力の差を知り己に憤りを
感じずにはいられない“間人”はどうするか、ということで本当に素直な恋愛モノとして
異能バトルものとして読める作品。“スピラ”のピュアさと芯の強さが実に魅力的です。

posted by 秋野ソラ at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル