佐島勤 先生が贈る大人気シリーズ、第14巻は逃亡の後に行方をくらました“周”の捕縛
依頼を“真夜”から受けた“達也”が「論文コンペ」の会場でもある京都に赴きます。
(イラスト/石田可奈 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866860-6/ 】
【 http://mahouka.jp/ 】
「パラサイドール」事件の尾を引く現状を担う“周”はまだまだ舞台から降りません。
まずは所在確認ということでとんでもない方々と交渉し、力を借りる“達也”。自身は
かつて“リーナ”と対決した反省を踏まえ新魔法の開発に着手します。まさに傑物。
そんな兄の行動を察する“深雪”は生徒会長選挙に難なく当選。「書記長」という肩書き
をも押し通す多少のわがままも今となっては微笑ましい。今回あらわにした嫉妬心もその
1つ。“エリカ”にあんなにも恐れさせるあたり、こちらも尋常ではありません。
“周”を匿う古式魔法師の一大勢力「伝統派」。彼らに少なからず円のある“達也”の師
“八雲”。そして“九島”という家。そこへ“七草”が絡んでいくこととなるのだから
さあ大変。取り乱す“真由美”が“達也”にどんなお願いを吹っかけるのか楽しみです。