2014年09月20日

『うちの居候が世界を掌握している!9』

七条剛 先生が贈る超無敵アットホームラブコメ。第9巻は“真哉”の妹、それも世紀の
歌姫と称される少女と彼女に迫る危機の来訪に飯山家の面々も巻き込まれていきます。
(イラスト:希望つばめ 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797380156.html


“真哉”との距離感が近い“イリーナ”の存在に気を揉む“桃香”たち。あげく自分たち
の高校に転校してきて周囲の騒々しさも勢いを増す中で勝負を挑まれたりと気が気でない
雰囲気になりますが、彼女が命を狙われていると知り、状況は深刻に変化していきます。

現在の輝かしい状況とはまるで正反対とも言える彼女の生い立ちが明らかになることで
彼女が口にする「劇を演じる」というキーワードが意味するところも見えてくる。そして
その終わりが示唆する未来に対して覚悟を決める彼女の意志の強さも伝わってきます。

“イリーナ”を襲う手段に目をつけた“真哉”。犯人を突き止めることに成功したものの
その手段の入手先は不明なまま、ということで調べようとした矢先に“ルファ”から緊急
連絡。その中で示された「彼女」が何をしているのか、続きが気になる展開を見せます。

posted by 秋野ソラ at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル