松山剛 先生が贈る血と剣の絆の物語。第2巻は《剣聖殺し》の“エリザ”が剣を折られ
茫然自失、“レベンス”と共に窮地に立たされる瞬間に思わぬ救いが差し伸べられます。
(イラスト/ファルまろ 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866731-9/ 】
ということで温和な様子からは想像も出来ないほどの力の差を見せる“デュランダル”の
前に現れた“ヴァリエガータ”。逃避行の後に体を崩す“エリザ”の代わりに剣を握る
ことを決めた“レベンス”は彼女を師匠と仰ぎ、剣の修繕を目指す傍ら修行を積みます。
打開策として聖剣に頼ろうとする“レベンス”。だが“ヴァリエガータ”から聖剣の秘密
を告げられ打つ手を狭まれます。彼女の知り合いである鍛冶師の言を受け、日に日に
衰える“エリザ”に頼ることなく次の剣聖“エリオット”との対峙に臨むこととなります。
聖剣の力で病気や怪我を治癒する“エリオット”の姿を見て迷う“レベンス”がある決意
を胸に宿したとき起こる奇跡が見どころ。しかも“エリザ”はそれを認識していない。
これは後々で彼女に苦渋の決断を迫ることになりそう。続きに期待しておきます。