“ミソラ”の前に暴走バイオテスタが現れ、それを取り巻く様々な思惑に直面します。
(イラスト:蒼崎律 先生)
繰り広げる姉妹喧嘩は妹が義姉にふっかけるところから始まり、義姉が妹に圧倒的な力の
差を見せつけることで終結する名物的な風景。今巻はその2人に焦点が当たります。
「向こう側」を意識させる人物が接触を図ってきます。“ネオリエ”に関しては暴走する
バイオテスタ“暴君(イド)”の鎮圧で競い合うなどアプローチが積極的で注目です。
見せたところが見所。“エリス”が彼女のことをちゃんと考えている姿勢が伝わらない
のが不器用すぎて仕方がありませんが、だからこそ歩み寄りが感じられて微笑ましいです。