2014年06月28日

『視ル視ルうちに好きになる』

普通じゃないモノが見える少女が相談にのってくれる、という噂が囁かれる高校を舞台に
扇風気周 先生が贈る、未来が視える少女と生命が視える少年の織り成す物語を拝読です。
(イラスト/フカヒレ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866682-4/


生命が視えるだけでなく、吸い取ることも与えることも出来る。子供の頃から身についた
能力が元で悩み、一つの決断を下してしまった“洋平”。未来が見える“早苗”と出会い
「お前は絶望しないのか・・・・・・?」と見解の相違を問いかける所から物語は動き出す──。

いやぁ、実にイイお話。ちょっと異質で、それでいてピュアな少年少女の青春と恋愛を描く
所ですとか、「未来が見える」ということで疎まれる日々を過ごしてきた“早苗”が挫ける
ことなく視える未来と共に歩んでいこうとしている姿勢ですとか、胸を打つものがあります。

“洋平”も“早苗”と出会う前と出会った後で考え方を変えて前向きに、彼女と共に在る
ことを望んでいく過程も良かったと思います。続きがあっても何ら問題ないと思いますし、
このまま綺麗に纏めたままにするのもまた良いと思います。判断は編集部に委ねます。

posted by 秋野ソラ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル