2014年06月07日

『かくて夜明けの神殺者(デイブレイカー)』

中維 先生が贈る新作は、「霊異」と呼ばれる神や悪魔、精霊が闊歩する世界でそれらが
訪れる「ゲート」を監視する対霊異資格者(バウンサー)の少年にまつわる物語です。
(イラスト/しらび 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866569-8/


全ての霊異が恋焦がれる特別な血を持つ少年“幸太”。“怖血神”による呪いを解呪する
ための手掛かりを求め、血の契約を結ぶ悪魔“メリアン”と共に霊異と人類の共存共栄を
図る教育機関へと潜り込みます。そこで得た事実が彼の心を葛藤させることになります。

・・・ということで、あとがきにもありますとおり「中二病」要素てんこ盛りでノリノリな
展開の連続です。同情すべき“幸太”にも過去いろいろあったのですが、“メリアン”にも
事情があったことが分かると・・・というあの流れはやはり無くてはならないものがあります。

“幸太”や“メリアン”、その他諸々に関わってくる“右近”の人となりが鍵を握ること
となりますのでそのあたりにも注目してお読みいただければと思います。兎角、思いの
報われない“メリアン”のいじらしさも推しておきたい所。楽しませてもらった一冊です。

posted by 秋野ソラ at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル