された異能力者たちの居る世界で暗殺異能に特化した者の悲喜交々を描く物語を拝読です。
(イラスト/にぃと 先生)
ですけれども、確かにこれはこれまで読んできた 森田 先生の作品の中でも1、2を
争う読みやすさ、というか自分に馴染むテキスト、テイストだとまず感じました。
“朱雀”がその力の使い道を失った今の世を恨みながら極貧生活を送る姿は涙無しには
語れません。本来の暗殺家業もこなせない、という点も残念さに拍車を掛けてきます。
をやめないと決意してからの展開が熱いです。彼を何だかんだ言いながらも支えてくれる
“小手毬”のいじらしさがまたイイ。次巻もすぐ出そうですので楽しみにしておきます。