『ヴァイス・ヴァーサ』の大ファンという同級生の登場で2人の関係が揺れ動きます。
(イラスト/黒星紅白 先生)
“佐竹”の熱い情熱をどうやって回避しようかと“似鳥”と2人で考える様子は絵になる
雰囲気を醸し出します。・・・彼女は別な悩みを同時に抱えているワケですが、あの時から。
下敷きに聞いてしまう“似鳥”。先生の口から語られる昔話、作家としての本質を裏付け
するその内容に愕然とする彼女がまた一つ、一人の女性として成長する所が微笑ましい。
最後に“佐竹”のフォロー? も入っているのも演出として上手いなとも思いました。
話は一段落ついた感がありますが、続きも『ヴァイス・ヴァーサ』も読んでみたいです。