2014年05月24日

『エロマンガ先生(2) 妹と世界で一番面白い小説』

「電撃大王」にて rin 先生によるコミカライズを早くも決めた 伏見つかさ 先生の注目作。
第2巻は兄妹の夢を叶えるため「妹小説(仮)」出版に向けて“マサムネ”たちが動きます。
(イラスト/かんざきひろ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866531-5/


訴えられても文句が言えないほどの無法ぶりを見せる“紗霧”の愚行を経て、兄妹の作品
を出版できるようになったと思ったら刊行予定日は1年後。小説家として身を立てる必要
のあった“マサムネ”たちは起死回生の策として「ラノベ天下一武闘会」にうって出る。

いわゆる「龍皇杯」のような企画に横槍を入れてきたのが“マサムネ”の宿敵とも言える
“千寿ムラマサ”。圧倒的な売上部数を誇る大先生から告げられた真実、そしてお願いに
屈することなく挑んでいく“マサムネ”が男らしさを魅せつけてくれます。

何のために小説を書くのか、ということを極限まで突き詰めた解の1つが“ムラマサ”で
あるとも言えるワケで実に興味深いキャラです。居たら居たで面倒ではあると思いますが。
夢の途中にある2人にはどんな運命が待ち受けているやら。続きを楽しみにしておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル