2014年05月20日

『ハンドレッド5 −デュアルアクト−』

箕崎准 先生が贈るメカバトルアクション、第二部の幕を開ける第5巻は“エミリア”の
婚約解消に向けて彼女の故郷を訪れた“ハヤト”が国を賭けた陰謀に巻き込まれます。
(イラスト:大熊猫介 先生(ニトロプラス))

http://www.sbcr.jp/products/4797377156.html


“ダグラス”とその共連れがこれでもか、と言わんばかりに卑劣な悪役を努めてくれる
こともあって否応なしに窮地に立たされる“ハヤト”がそれを引っ繰り返す展開は実に
爽快です。「ハンドレッドが想いに応えてくれる」と信じることが力になるのも熱い。

今回、影の功労者となった“カレン”も気がつけば“エミリア”の願いは成就していて
“ハヤト”と引っ付きたい放題な状況。彼を手助けしてくれた教皇“セリヴィア”とも
色々あって気が気でない所。こちらからすれば爆発しろレベルな“ハヤト”君です。

舞台裏では人工生命体(ホムンクルス)“ジョーカー”の「武芸者(スレイヤー)狩り」
に巻き込まれた“カレン”が謎の声に導かれ、想いを託されるシーンもあり見どころの
一つです。何とか陰謀を食い止めたと思ったら今度は惑星レベルの危機が迫るようです。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル