2014年05月14日

『千の魔剣(サウザンド)と盾の乙女(イージス)13』

川口士 先生が贈る魔剣ファンタジー、第13巻は“エリシア”を救うために動く“ロック”
たちの焦り、すれ違いが発生する中で“ケンコス”も場を固めるべく活動を開始します。
(絵:アシオ 先生)

http://www2.ichijinsha.co.jp/novel/category/%E8%91%97%E8%80%85/%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%A3%AB/


先生、13巻完結予定が15巻までズレ込むとか話が膨らんでますね。アシオ 先生が提示
してきた新“フィル”のデザインが物語中における時の流れを改めて感じさせてくれる所
でもあります。それだけ“エリシア”解放に向けて進展が無いことの表れでもあります。

“エリシア”を助けたい、という気持ちが空回りして思いっきり荒んでしまった“ロック”
の鬼畜ぶりが痛々しいです。それを見て仲違いしてしまう“フィル”の様子も同様に。
“グラーニャ”や“ナギ”、“ホルプ”の支援で少なからず改善できたところは救いです。

邪魔な目を潰しに来た“ケンコス”との突然の対峙では為す術もない“ロック”たちの
一縷の望みとなる「ルーの虹」。その前に現れた彼は新手のツンデレキャラとも言える
振る舞いでございました。物語の大詰めに向けて“ロック”たちの活躍に期待します。

posted by 秋野ソラ at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル