“ヒカル”の死の秘密、“是光”の恋の行方、等々すべてに決着がつく結末を迎えます。
(イラスト:竹岡美穂 先生)
その背景にあるコンプレックスや“ヒカル”への想いに怖さを感じずにはいられません。
本物の“藤乃”と対峙するシーンは衝撃的すぎてハラハラ、ドキドキの連続でした。
互いの想いに苦しんでいたのか、悩み続けていたのかと思うと悲壮感が抑えられません。
“藤乃”は救われないのか、そう思わせる雰囲気を払拭してくれたのが“是光”でした。
“是光”が“ヒカル”と別れるシーンは思わずもらい泣きする所でした。危ない危ない。
これだけの名作を生みながらあと2ヶ月連続で刊行を続ける 竹岡 先生には脱帽です。