敵に回した“当麻”がたった一人で“オティヌス”を守り抜く彼なりの生き様を描きます。
(イラスト/はいむらきよたか 先生)
彼女に付き添う“当麻”も殺害することで世界が救えると信じ、二人に襲い掛かる様子を
短編集の如く話を繋いで描いていく小気味の良さがバトル全開で熱いものを感じさせます。
右の拳だけでなく言葉での殴り合いなどあの手この手で凌いでいき、最後には世界の意思
をも覆していく展開は見所と言えましょう。あの演説までもっていくのは奇跡でしたね。
宣言だっただけに思わず心の中でガッツポーズを出しました。彼女に課せられた最大の罰
も中々の演出でしたが、その裏で暗躍する雲上人が如き存在たちの動向が気になります。