2014年04月27日

『大正空想魔術夜話 墜落乙女ジヱノサヰド』

『失恋探偵ももせ』シリーズを完結させた 岬鷺宮 先生が贈る新作。大正の東京を脅かす
異形・活キ人形を凄惨に屠る墜落乙女と真実を伝える新聞記者、2人が織り成す物語です。
(イラスト/NOCO 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866402-8/


“人形座座長”と名乗る者からの犯行予告と共に始まった「活キ人形」による人々の襲撃。
その自動人形たちを蹂躙していく“墜落乙女”もまた自らを悪人と称し恐れられていく。
謎だらけの現実を前に報道の責務を果たさんとする“乱歩”が彼女の正体に迫ります。

彼女との契約のもと、独占取材を続けることで名を上げていく“乱歩”。“座長”自らの
登場予告に“墜落乙女”といがみ合う仲たる女性警官“桔梗”と共同戦線を張らせること
にも成功し順風満帆な最中、「人形座事件」の首謀者として冤罪をかけられてしまいます。

冤罪を晴らさんとする過程で全ては過去の出来事に人生を決められた人々によって導かれた
結果であることを知った“乱歩”は失意の後、ある決意に突き動かされることになります。
切なくも微笑ましい結末を選んだ彼はどんな地獄に落ちていくのか気になる所であります。

posted by 秋野ソラ at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル