重鎮。各々の思惑と駆け引き、そして〈おに〉と鬼仙の戦いに新たな流れが生まれます。
(イラスト:ゆーげん 先生)
二人だけの世界を築けるほどに心の近付きを意識する“ナタ”の様子などを見るに順調な
展開を見せていながらも、その流れは“蓮花”が驚愕する所から綻び始めていきます。
圧倒的な力を見せつけられた“ナタ”の決死の決断、そして“蓮花”が選んだ自分でも
驚きの選択肢が“馳郎”の心に痛みを残していきます。・・・あぁ、えぇ娘や、ホンマに。
けれど「千円ボディーガード」としての彼の生き方が、そして“ナタ”の想いが彼の背を
再び押すことになります。思わぬ参戦要員と共に巻き返しなるか、次巻も注目です。