2014年04月10日

『銃皇無尽のファフニールIV スピリット・ハウリング』

ツカサ 先生が贈るアンリミテッド学園バトルアクション、第4巻はエルリア公国に現れた
“キーリ”がミッドガルへの保護を求めたことで動揺が走る“悠”たちの動向を描きます。
(イラスト:梱枝りこ 先生)

http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/90008?id=9818/30733#30783
http://cont.lanove.kodansha.co.jp/9906/21524.html


“悠”が「“緑”のユグドラシル」と取引していること、そしてその代償について知った
“イリス”の対応がいじらしい。“深月”の記憶だけ取り返しのつかない程に失っていく
ことに自暴自棄になりかける“悠”を繋ぎ止めるあたりの前向きさは眩しいくらい。

しこりの残る“キーリ”に振り回される中、彼女の前に飛来した“黄”のフレスベルグ。
しかしながら彼の魔鳥がもたらした結果は“キーリ”の自虐と“フィリル”への無慈悲な
仕打ち。“悠”が“フィリル”の「王子様」になれたことがせめてもの救いか。

“悠”と死闘を繰り広げた“フレイズマル”とは何だったのか。“ロキ”が言及していた
「邪魔なモノ」とは何なのか。“キーリ”が選んだ呉越同舟の相手には何があるのか。
そして“イリス”の決意は実を結べるのか。様々な思いを胸に次巻へと続いていきます。

posted by 秋野ソラ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル