の活躍ぶりのほか、それぞれの国の内情に触れる戦国の世の生々しさを描きます。
(イラスト/鵜飼沙樹 先生)
と思う“フィフニス”の気持ちもまた皇国の文官に抑圧され、希望を見失いかけたとき
忘れかけていた「信頼」という想いが最後の閊えを掃う展開は熱いものがありました。
しつつ、「リジア」の“ベルゲン”もまた切れ物であると共にやや難ありな人物という
ことでかの国も一枚岩ではない様子。だからこそ“クロム”も付入る隙がある訳ですが。
その確執は新たな火種になるのでしょうが、今は皇国の皇都シオニアに迫る「リジア」
の兵30万を共にどう退けるのか。負けない戦のための一手に注目したいところです。