登竜門たるイベントに挑む中で“奏太”の許嫁にして売り出し中のアイドルと対峙します。
(イラスト/アマガイタロー 先生)
ルートで成り上がることを目指す“フェリシア”のバイタリティが印象的。それに流される
ことなくビシバシと問題点を指摘していく“奏太”が中々に筋のあるところを魅せます。
事務所への所属を果たし、アイドルの卵たちがスポーツ競技などで争う姿を映すネット番組
で次々とめざましい結果を上げていく展開は“フェリシア”の可能性の高さが窺えます。
格好良さが浮き彫りになる中、“耶深”から爆弾発言パート2で頭を抱えることになる彼の
明日はどっちだ、と言いながらあとがきを見ると続刊が微妙なライン。頑張りに期待です。