謎の生命体レギオンから世界を守る少女たちと守られる少年が紡ぐ恋物語を拝読です。
(イラスト/せんむ 先生)
葬花少女(グリムリーパー)と呼ばれる最終兵器、住人から賞賛される少女たちが対処
する街。そこで育った少年“葛見”がある違和感に気付いたとき、状況が変転します。
そして幼なじみの少女“春野”が示す言動の意味を理解したとき、本当の救いを求めて
街を覆う繭を破るべく最終兵器と呼ばれる少女たちと手を組んで敵と立ち向かいます。
想いを胸に戦う姿は悲哀を呼びます。そんなつらい現在を過去が吹き飛ばしてくれる
怒涛のラストは読み応えがあります。彼と彼女らに待ち受ける未来が気になる所です。