2014年02月21日

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 7』

6.5巻の刊行からおよそ1年。裕時悠示 先生が贈る甘修羅らぶ×らぶコメディ、第7巻は
“真涼”の偽恋人関係がバレてから変化していく「自演乙」内の人間関係を描きます。
(イラスト:るろお 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797375558.html


“真涼”が妙な使命感に燃えて“鋭太”と“千和”以外の関係を認めない実力行使に出る
反面、一定の距離を置く“鋭太”から気に掛けられたら身悶えするという感情の矛盾。
その背景として家のことが大きく絡んでくることも含めて厄介な立ち位置にあります。

偽恋人の件を知り“鋭太”へのアタックを改めて開始する“愛衣”。そんな彼女の様子を
見ても落ち着いて振舞う“千和”。“鋭太”のことが好き、という想いが成熟していく
のと共に、将来を見据えて自分を変えていこうとする少女の殻を脱する表れを感じます。

“鋭太”と“真涼”の関係が変化したことを察した“真那”に新たな出会いが・・・って、
“カオル”のことはそこまでぼかしたい、ときましたか。“真那”も“真那”で大変な
状況を自ら作っているようですが、“鋭太”たちとも接点が増えそうで要注視です。

posted by 秋野ソラ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル