赤月カケヤ 先生が贈る戦慄のパニックホラー。第4巻は1枚も2枚も上な殺人鬼“山田”
に抗う“斗和”が選んだ手段と、その過程で知るこの世界の秘密に迫っていきます。
(イラスト/しらび 先生)
【
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094514605 】
言葉巧みに他人の言動すら誘導してしまう“山田”を前に為す術もない“銀河”。狂気の
状況に追い込まれる人々を前にする彼女の心の支えとなるのが“斗和”ですが、彼もまた
“山田”の力を目の当たりにして起死回生の策にも限界が見え始めてきます。
現状において“山田”に勝つ術はあるのか──。そこで“斗和”は本来の目的に気付く
のです。生き延びること、自分の役目、ここにいる意味。“真湖”の意思をも継いだ
“斗和”が導き出した一つの道筋が上手くいくかどうか、手に汗握る展開が見所です。
“真湖”と“銀河”の意外な繋がりと想いの衝突も是非注目して見てほしい場面です。
“山田”のきまぐれぶりに翻弄されつつも昏睡状態の人々が増えていく異常事態への
打開に一縷の望みが見えてきた中で“斗和”に訪れたある再会が次の物語を紡ぎます。
posted by 秋野ソラ at 01:33
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