二人のやり取りを通じてライトノベル作家の仕事、心構えなども知ることができます。
(イラスト/黒星紅白 先生)
1年休学して教室内で浮いてしまう主人公。アニメ化した自作のアフレコ現場へと毎週
通う特急電車の中で声を掛けてきた少女が同じクラスの“似鳥”、自作に出演する声優。
ような2人が、電車の中で作家業について質疑応答して感心したり笑ったりと楽しい時間
を重ねていく情景を時系列に沿って描写していく特殊な青春模様がポイントになります。
ものが登場した時代背景と似たような状況に今あるのか、と思ったりもしつつ。走馬灯の
ように描かれる日々の中に「今の危機を脱出できるヒント」はあるのか。下巻に注目です。