2014年01月08日

『ミスマルカ興国物語 (11)』

「エックス」の登場から1年以上の時を経て贈る 林トモアキ 先生の王道系ファンタジー、
第11巻は帝国のヘリオト家とヴェロニカ商工同盟の戦争とそこで暗躍する思惑を描きます。
(イラスト:ともぞ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=321301000031


“マヒロ”は今回、いいトコ無しな感じでしたな。戦争回避という点では持ち前の考えを
否応なしに貫き通す「らしさ」を見せてくれましたが。ただ、その先も「相手」のほうが
一枚上手な感じで進んでしまっているので大丈夫か、王子? といったところで。

“パリエル”は“マヒロ”と分かれてから逞しくなった、というか変わってしまったなぁ
という印象を改めて受けます。傭兵生活が長かったせいもあってか王女として立てるのか
悩むあたりは彼女の背負うものの重さを感じていることの証左でもあるとは思いますが。

今回の件も含めて話が上手く進みすぎていることの裏にある「誰か」が明らかとなります
けれども、そこから更に“マヒロ”の思惑もようやく明示されることとなりました。その
思いが実を結ぶかは聖魔杯の復活に掛かってきます。第二部最終となる次巻に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル