2014年01月03日

『このライトノベルがすごい!2014』

ライトノベル読み向けのお祭り企画と言ってもいいこの一冊について、発売当時忙しくて
触れられませんでしたので、遅くなりましたが書き綴っておこうかと思います。
 
http://tkj.jp/book/?cd=02195401
 
 
今回、Webから一般参加として投票させていただいた内容はザックリ言うと以下の通り。
かなり奇をてらった投票内容だったと自分でも思っています。天邪鬼なラノベ読みの業
とでも言いましょうか。そんな話もそこそこに本文に触れていくことにします。


 ≪作品部門≫

  『六畳間の侵略者!?』
  『俺、ツインテールになります。』
  『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』
  『氷の国のアマリリス』
  『覇剣の皇姫アルティーナ』

 ≪女性キャラクター部門≫

  “聖羅”(『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』)
  “米田なごの”(『8番目のカフェテリアガール 東京なごやかプロジェクト』)
  “式部帆夏”(『「ヒカルが地球にいたころ……」シリーズ』)

 ≪男性キャラクター部門≫

  “ベル・クラネル”(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)
  “観束総ニ”(『俺、ツインテールになります。』)
  “イクタ・ソローク”(『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』)

 ≪イラストレーター部門(敬称略)≫

  春日歩
  パセリ
  ゆーげん




│ 作品ランキング
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51ページ 「2013年度3種アンケートのポイント」を見ると

 ・コアな作品を推す[協力者]票
 ・磐石なアニメ化作品を推す[モニター]票

という色合いが鮮明に出た結果なのが見てとれます。あとはそれらに[HP]票がどれだけ
入ったかによって順位が前後するようなイメージかな、と。集計の仕方についてあれこれ
ある方も居るとは思いますが、これはこれで面白い結果だと思います。

・・・何より、知らなかった作品について興味を持ってもらうのが大事かと思いますので。
ちなみに60位までの中で読めているのは47作品。アンテナはまだ衰えていないほうかな。


54ページからの「新作部門」が新たに設けられておりますが、これはまた良いものですね。
20位まででしたら13作品は読ませていただいております。頑張ってます。



│ キャラクターランキング 
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アニメ化作品に登場するキャラクターが上位を占めるのは至極当然な結果なのは変わり
ありませんが・・・“御坂美琴”はやはり強かった。“キリト”や“上条当麻”を押さえて
“比企谷八幡”が男性部門トップを取ったのが実に印象的でした。



│ イラストレーターランキング 
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上位陣は相変わらず堅実な感に溢れておりますが、鵜飼沙樹 先生が9位にランクイン
したところは「ブラック・ブレット」アニメ化決定の後押しもあったのかな、と思ったり
思わなかったり。春日歩先生が30位内に入っていたのが嬉しくも思う結果でした。



│ 新人賞受賞作品 
┿━━━━━━━━──
 
76ページからの「新人賞受賞 全62作品紹介」、前年が「38作品」でしたので1.5倍以上
の新人賞作品が世に送り出されたことになります。その中で読めたのは16作品だけと
なります。・・・いや、既存シリーズ追うだけでもう手一杯なんですってば。



│ ジャンル別ガイド 
┿━━━━━━━━━──
 
95ページからのジャンル別ガイド 「今、面白いライトノベルはコレだ!(220 作品)」
にある内容で読んだことがある(≠続けて読んでいる)作品を追ってみると以下のように
なります。ちなみに昨年の状況は以下のアドレスに記載の通りです。
 
http://njmy.sblo.jp/article/60169610.html 】 


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  世界の命運! :         16 / 23 作品 ( 70 %)
  働く人々 :           10 / 13 作品 ( 77 %)
  愛しき日常 :          11 / 15 作品 ( 73 %)
  愛しき非日常 :         17 / 23 作品 ( 74 %)
  恋がいっぱい :         14 / 15 作品 ( 93 %)
  忍び寄る闇 :          11 / 21 作品 ( 52 %)
  バトル!バトル!バトル! :   25 / 31 作品 ( 81 %)
  微笑みと涙と :          6 /  7 作品 ( 86 %)
  いざ、冒険へ! :        16 / 23 作品 ( 70 %)
  異世界転生!召喚! :       5 / 13 作品 ( 53 %)
  ボーダーズ :           3 / 15 作品 ( 38 %)
  ボカロ小説 :           0 /  7 作品 (  0 %)
  ノベライズ :           0 /  7 作品 (  0 %)
  リプレイ :            6 /  7 作品 ( 86 %)
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「日常系ラブコメ」スキーな側面が相変わらず出ているなぁ、と今年度も思うと共に
「異世界転生!召喚!」が弱かったり「ボカロ小説」に手をつけていないあたりは
いわゆるWeb系小説に対する食指の無さが露呈した結果かなと思います。

慣例にならってジャンルごとのオススメも掲載しておきます。3つずつくらいに絞りつつ。



 「世界の命運!」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』
  『俺、ツインテールになります。』
  『六花の勇者』


 「働く人々」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『のうりん』
  『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』
  『吼える魔竜の捕喰作法』


 「愛しき日常」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
  『俺の教室にハルヒはいない』
  『「生徒会の一存」シリーズ』


 「愛しき非日常」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『うちの居候が世界を掌握している!』
  『六畳間の侵略者!?』
  『バカとテストと召喚獣』


 「恋がいっぱい」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『安達としまむら』
  『放課後四重奏』
  『冴えない彼女の育てかた』


 「忍び寄る闇」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『生徒会探偵キリカ』
  『俺が生きる意味』
  『ストライク・ザ・ブラッド』


 「バトル!バトル!バトル!」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『とある飛空士への誓約』
  『最弱無敗の神装機竜』
  『東京レイヴンズ』


 「微笑みと涙と」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『氷の国のアマリリス』
  『さくら荘のペットな彼女』
  『ヒカルが地球にいたころ・・・・・・』


 「いざ、冒険へ!」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『覇剣の皇姫アルティーナ』
  『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園』
  『楽聖少女』


 異世界転生!召喚!
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『扉の魔術師の召喚契約』
  『灰と幻想のグリムガル』
  『スカイ・ワールド』


 「ボーダーズ」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『ログ・ホライズン』
  『神曲プロデューサー』
  『「物語」シリーズ』


 「リプレイ」 
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  『ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE』
  『義経変生譚 Replay:天下繚乱RPG』
  『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス』




│ あとがき 
┿━━━━━──
 
2013年を振り返るにあたって、ヤマグチノボル先生の『ゼロの使い魔』が未完のままと
なってしまった現実に触れないわけにはいきません。心よりお悔やみ申し上げる次第です。
「MF文庫J」の黎明期を支え、また数多くの作品に影響を与えたに違いない先生の功績は
計り知れないものがあると、一介のラノベ読みからしても思うところであります。

レーベルの話でいくと「○○周年」という文言が重なった記念の年でもありました。四季
折々でレーベルごとにイベントが開催できる下地が整ったとも言えるのではないでしょうか。
また「オーバーラップ文庫」の登場に注目を集めたとしてもあったと思います。

作品としては昨今の戦記モノが増えた影響もあってかファンタジーが再び隆盛のときを
迎えた、という印象を受けた年でもあります。その息吹を「ファンタジア文庫」ではなく
「MF文庫J」で主に感じたところが如何ともし難いところではありますが。

ボカロ小説やいわゆる「なろう」系から新作を引っ張り出す流れが例年に比べて顕著に
見られたのも特徴でしょうか。この流れが続いていくのか否か、目は離せないと思います。
諸々含め今年はどんな作品に出会えるのだろうかと期待半分、不安半分な今日この頃です。


posted by 秋野ソラ at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2013年 ライトノベル読了報告(総括)

ということで、2013年内に読んだライトノベルについて自分なりに纏めてみようかと思い
こうして記事を書き始めた次第です。長くなりますがお付き合いいただければこれ幸い。

さて、2013年の目標としては特に公言しておりませんでしたが2つ、挙げておりました。
1つは『月40冊読了ペース維持』、もう1つは『「電撃文庫」月10冊読了ペース維持』
となります。・・・前者については「ラノベ読み小会議」で言ったことありますね。

で、結果としてですが、前者についてはおかげさまでと言いますか、おかげさまで達成
出来た上に年間500冊以上読了という形に収まりました。後者についてですが、こちらも
何とか目標到達という実績を残すことが出来ております。


自己分析の資料として、全読了数の中で主だったレーベルの割合を示しておこうと
思います。比較のために2012年の結果を併記しておきます。


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   【2012年】 ---> 【2013年】
  「GA文庫」             10%       10%
  「HJ文庫」              5%        4%
  「MF文庫J」             13%       12%
  「一迅社文庫」            6%        3%
  「角川スニーカー文庫」        6%        4%
  「ガガガ文庫」            5%        5%
  「集英社スーパーダッシュ文庫」    4%        4%
  「電撃文庫」            21%       24%
  「ファミ通文庫」           7%        9%
  「富士見ドラゴンブック」       8%        7%
  「富士見ファンタジア文庫」      8%        9%
   その他                6%        9%
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「電撃文庫」「MF文庫J」「GA文庫」という順位は昨年と変わらないのですが、
「電撃文庫」「ファミ通文庫」「ファンタジア文庫」「その他」を除くと現状維持か
軒並み比率を少しずつ下げている結果となりました。

主な要因としては以下の2点があると考えております。

  (1)「その他」に含まれている「オーバーラップ文庫」にその分を食われた
  (2)シリーズものが追いきれなくなって切ったタイトルがある

(1)については、いわゆる「編集K」案件に引きずられてという所が正直強いです。
でも、注目作はすでに何点か挙げられるくらい注目のレーベルなのは否定できません。

(2)については月40冊なりの限界が・・・と思わざるを得ない側面が多々ありました。
その煽りを受けたのが「一迅社文庫」「スニーカー文庫」「MF文庫J」「HJ文庫」
あたりに出ていると思います。


当ブログの趣旨としては表記しております通り「ほめて伸ばす」が基本ですので
記事に上がっているタイトルを見ていただければそれだけでオススメのものなのは
一目瞭然なのですが、月ごとにいくつか厳選の作品を挙げておこうと思います。

(発売月ではなく読み終えた月の中でのご紹介です。あらかじめご認識のほどを)


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  ≪1月≫

  『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
  『それがるうるの支配魔術 Game6:リライト・ニュー・ワールド』
  『VS!!3』
  『アリアンロッド・サガ・リプレイ・レジェンド 貧乏姉妹の栄光』


  やはり『ダンまち』は外せない、というのが1月。『るうる』は好きなシリーズ
  でしたので完結おめでとうございます、ということで。土屋 先生らしさの出た
  良い作品だと思っております。『VS!!』は熱い展開で最後まで魅せてくれた作品
  でした。もう少し続いても良かったかな、とは思っておりますがこれはこれで。
  
  TRPGリプレイの中では『貧乏姉妹』が一番良かった印象があります。

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  ≪2月≫

  『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2』
  『六畳間の侵略者!? 12』
  『扉の魔術師の召喚契約<アドヴェント・ゲート>−その少女、最強につき−』
  『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(5) 若君†永遠』


  『ダンまち』は外せない(以下略)として、『六畳間』はフラグの回収具合が
  絶妙で、それがキャラクター同士の掛け合いに如実に表れているのがイチオシ。
  『扉の魔術師の〜』は実に読ませるのが上手いと思う注目のタイトルです。

  TRPGリプレイは当たりの多い月でしたが、敢えて推すなら『若君†永遠』かな。

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  ≪3月≫

  『俺、ツインテールになります。3』
  『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3』
  『覇剣の皇姫アルティーナII』
  『ぜんぶ彼女に「視【み】」られてる?3』
  『義経変生譚(3) Replay:天下繚乱RPG』


  『俺、ツインテールになります。』はアニメ化おめでとうございます、ですけど
  あの真剣に不真面目な熱さはぜひ原作を読んで確かめてほしいと思うオススメの
  シリーズです。
  
  『ドレ僕』は言うまでもなく“聖羅”推しな私ですが、それ以外にも楽しく
  読める・読ませる要素が満載なので読んで損はないはず。『アルティーナ』は
  戦記モノの中で推しているタイトルの一つです。『ぜんぶ彼女に〜』はあの
  こそばゆい恋模様がたまらないので挙げてみました。

  TRPGリプレイは『義経変生譚』だけ読みましたが期待を裏切らない内容でした。

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  ≪4月≫

  『のうりん 6』
  『六畳間の侵略者!? 13』
  『RPF レッドドラゴン IV 夜会擾乱』
  『氷の国のアマリリス』
  『失恋探偵ももせ』


  『のうりん』の面白さは今更言うまでもないので割愛して、『六畳間』の13巻は
  物語の構成からしても出来が良くて何度も読み返していたのを覚えています。
  
  『氷の国のアマリリス』は単巻モノとして決してハズレのない 松山剛 先生の
  作品として再認識させられたタイトルでした。『失恋探偵ももせ』は今年の
  「電撃文庫」新人賞タイトルの中で一番だと思っております。
  
  TRPGではありませんが『レッドドラゴン』は毎巻驚きに溢れる注目作です。

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  ≪5月≫

  『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3』
  『クロックワーク・プラネットT』
  『一つの大陸の物語〈下〉
       〜アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他〜』
  『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(1)
                        キミだけが望むすべてだから』


  『ダンまち』3巻の面白さは珠玉です。有無を言わさずオススメですね。
  『クロックワーク・プラネット』は設定というか世界観が絶妙に活きた作品。
  『一つの大陸の物語』はもうズルいというか、それ出されたら勝てないよ的な。
  
  TPRGリプレイは『メビウス』が圧倒的に魅せてくれました。シナリオの仕掛け
  もさることながら、笑いあり涙あり、それでいて「裏切り」というテーマも
  余さず盛り込まれているというオススメのシリーズです。

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  ≪6月≫

  『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)』
  『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園(アルマス・ギヴル)』
  『アリアンロッド・サガ・リプレイ・メイビー レイウォールの嵐』


  6月はどれも良い作品ばかりで、完結作をいくつか読ませてもらった月です。
  中でも『俺妹』はやはり印象に残ったと言わざるを得ないと思います。
  『ミス・ファーブル〜』は新作の中で一番オススメなのは今も変わりません。

  TRPGリプレイの中では『メイビー』が一番良かったという印象が残っています。

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  ≪7月≫

  『放課後四重奏 2』
  『俺、ツインテールになります。4』
  『アニソンの神様 score.02』
  『8番目のカフェテリアガール』
  『剣の皇姫アルティーナIII』
  『アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス3 全力少女と純白の絆』


  この中で紹介してないのは『放課後四重奏』ですか。こちらも無事完結しました
  けれども、高木幸一 先生の書くラブコメは実に面白いので次回作も期待したい
  ところです。『アニソンの神様』が面白いのは言わなくても分かるでしょう。

  『8番目のカフェテリアガール』は、いわゆる「ご当地ラノベ」という印象を
  ラノベクラスタ内外に示した注目作でもあったかと思いますが、ネタに走る
  以外にも話として魅せてくれた点を評価したいと思います。次巻も楽しみです。

  TRPGリプレイは敢えて推すなら『ヴァイス』かな、ということで。

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  ≪8月≫

  『夜姫と亡国の六姫士【ろくきし】I』
  『グランクレスト戦記1 虹の魔女シルーカ』
  『スカイ・ワールド5』
  『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス(2)
                           微笑むキミに会いたい』


  『夜姫と亡国の六姫士』はラストに度肝を抜かされた印象が残っております。
  水野良先生の『グランクレスト戦記』を拝読したのもこの月でした。2013年は
  いわゆるベテラン作家の書く作品はやはり一味違うと感じさせられた年でもある
  と認識したタイトルの1つであると申し上げておきましょう。
  『スカイ・ワールド』5巻はキャラの掛け合いが絶妙でラストがまた印象的でした。

  『メビウス』2巻は1巻の勢いを削ぐことなく魅せてくれたこれまた珠玉のTRPG
  リプレイでございました。

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  ≪9月≫


  『のうりん 7』
  『RPF レッドドラゴン X 第五夜 契りの城』
  『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIV』
  『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件4』
  『グランクレスト・アデプト 無色の聖女、蒼炎の剣士』
  『アルシャードセイヴァーRPG リプレイ ミッドガルド モーニングムーン』


  『ドレ僕』イイっすね〜、というのはさておき。『天鏡のアルデラミン』が
  やはり面白いと感じさせてくれた4巻、という感じでした。『〜アデプト』は
  シェアード・ワールドで、よりキャラクター描写に寄せた読みやすいタイトル
  だったという感があります。
  
  『モーニングムーン』はゲストプレイヤーに全て持ってかれた感じです。

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  ≪10月≫

  『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)2』
  『温泉ドラゴン王国2 〜ユの国よいとこ、一度はおいで〜』
  『覇剣の皇姫アルティーナIV』
  『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ(5) 決戦★クライマックス』


  「GA文庫」作品のテキストは水が合う、と言いますか結構いろいろと読ませて
  いただいているところなのですが『落第騎士の英雄譚』は推せる作品かな、と。
  『温泉ドラゴン王国』は「オーバーラップ文庫」の中で今一番愛着がある作品
  だと思っているのでぜひ頑張ってほしいと願っております。
  
  TRPGリプレイは「アリアンロッド・サガ・リプレイ」シリーズの完結ラッシュ
  最初を飾った『ゲッタウェイ』を推すべきところでしょう。

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  ≪11月≫

  『グラウスタンディア皇国物語1』
  『人形遣い』
  『失恋探偵ももせ3』
  『アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ(10)
                         伸るか反るかの大バクチ!!』
  『ソード・ワールド2.0リプレイ アシュラウトの無限工房』


  内堀優一先生の作品はデビュー作からずっと好きで読ませて頂いておりまして。
  『グラウスタンディア皇国物語』も良かったな、ということで推してみたり。
  レトスさんに勧められて『人形遣い』を読んだのもこの月でしたね。
  『失恋探偵ももせ』は本当に良くまとまった素晴らしいシリーズでした。

  TRPGは『デスマーチ』も良かったですが『アシュラウトの無限工房』を改めて
  強く推しておきたいと思います。続編希望なのは今も変わらぬ気持ちです。

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  ≪12月≫

  『勇者<オレ>と魔王<カノジョ>のバトルはリビングで』
  『きんいろカルテット!(1)』
  『俺の教室にハルヒはいない2』
  『俺、ツインテールになります。5』
  『とある飛空士への誓約4』
  『バカとテストと召喚獣12』


  『バカテス』は本当に最高の締め括りで本編の幕を閉じてくれたと思います。
  『きんいろカルテット!(1)』は「オーバーラップ文庫」編集部の推した
  タイトルとして納得の内容だったと思います。
  
  『飛空士』は安定だから今更だから言うまでもありませんが、新井輝 先生の
  『俺の教室にハルヒはいない』は誰が何と言おうと推していきます。

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・・・こうして振り返ってみると、各レーベル共に完結を迎えたシリーズが散見された年でも
あったな、と思います。すでに新シリーズを出している作家さんもいらっしゃいますが、
そういった一つの終わりを迎えての「次」が出せるかどうかが鍵となるのが2014年かと
思ったりするところで。

また、当方としてはTRPGにも目を向けておくべき年だと2014年を位置づけております。
すでにルールブックが発売を迎えた『グランクレスト』に続き『ログ・ホライズン』や
『艦隊これくしょん』、いわゆる『艦これ』のTRPG化が進んでおります。

かつて「ドラゴンブック」等からいろいろな作品を題材にしたTRPGが生み出された時期が
ありますが、2014年はその再来を思わせるTRPGの勢いがある年となることは間違いない
と思います。その点も含め、今年も数多くの良作に出会えることを切に願いつつ、
ひたすらライトノベルに没入できればと考えている次第です。


posted by 秋野ソラ at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『グランクレスト・リプレイ ライブ・ファンタジア 天災魔法師(トラブルメーカー)と竜を駆る姫君』

「ルールブック」発売と共に贈る 矢野俊策 先生の『グランクレスト・リプレイ』第1巻。
「ファンタジア文庫」作家陣をプレイヤーに迎えてどんな物語が紡がれるのか注目です。
(イラスト:3 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301309000754


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM:あー、えーと、それについてはですね。
  深見真:はい。
  GM:結論から言うと──大丈夫です。できます。
  深見真:ええええええっ! いいんですか!(笑)
  GM:できる≠ニいうよりはやれるようにします=B
  石踏一榮:お、というと?
  GM:えー、そうですね。これは先にお話ししておきますと。──今回、我々は
     皆さんの力を遺憾なく発揮してもらうため、どんなキャラクターでも
     受け入れます。
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深見真 先生の“マルタ”が従事する専門職とか、賀東招二 先生の“ヌル”の出オチ感
などを招くワケですね、この発言が。深遊 先生の“カタリナ”なんてペットがアレな
だけで温いほうですし、石踏一榮先生の“オルタ”はヒーローな感じで格好良いです。

システム的には「F.E.A.R.」製のゲーム要素が織り込まれていると見受けられます。
そこに「グランクレスト」らしさを出すために昇華したのが「プレッジシーン」かと。
「天運」のやりとりにまで関係することの重要性は作中で示された通りです。

「ファーガルド」という国のお家騒動に巻き込まれた“カタリナ”たちですが、その
背景に根差すのは大陸を分かつ契機となった魔境「樹竜の森」と暗躍する謎の思惑。
ここに「MF文庫J」側の「メディニア」がどう絡んでくるか、続きに注目が集まります。

posted by 秋野ソラ at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル