グループ会社に新人の“工兵”が部長代理として赴任する顛末を描く管理職編となります。
(イラスト/Ixy 先生)
本作の良い所としては必ず何らかの形でハッピーエンドに持っていてくれるのが救いです。
せめて物語の中では良い夢を見させて、という願望は満たしてくれるワケですから。
です。“工兵”の相談に乗る場面だけでもそれが深まるばかりで。安易に進展させない
あたりも油断がなりません。“梢”は妄想が突き抜けていてある種の安定感があります。
切った“工兵”には拍手を送る他にありません。・・・それにしても1年間で激動のSE経験を
積んだものだと思います。そんな彼を慰労する“立華”の前に現れた人物が気になります。