コンビを組んで贈る新作もこれまた異色の兄妹ラブコメ、ということで拝読しました。
(イラスト/かんざきひろ 先生)
焦点となるのはそこではなく、ライトノベル作家とイラストレーターが魂を削って
創作しあうこでラブコメとしての物語が生まれるところにあります。
彼女の気質は難儀なものがあります。そんな彼女ととことん向き合って、とある契機
から一つの結論を生み出してしまった“マサムネ”も色々と問題ある感は拭えませんが。
売れっ子作家の“エルフ”やお世話になっている本屋の書店員“智恵”といった人々も
“マサムネ”たちの関係にどう影響してくるのか、次巻の展開が見ものです。