軸に据え、“曙”を始めとする問題児だらけの「第十四駆逐隊」が頑張る姿を描きます。
(イラスト:NOCO 先生)
個性豊かな少女たちが、協調性を望むべくもない「第十四駆逐隊」という枠組みの中で
衝突しながらも仲間意識を醸成して団結していく成長モノとして楽しく拝読しました。
そういうものだ、と割り切って読んでしまえば苦になることもありません。艦娘が海上
を移動するイメージはマンガを読んでようやく掴んだ感はありますけれども。
“愛宕”の活躍、恐怖と脅威の権化とも言える深海棲艦との対峙、といった駆逐艦娘
以外にも目を惹く要素があってオススメするに足る公式ノベライズだと感じました。